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2012年4月21日土曜日

ブラック & ホワイト (This Means War)




鑑賞日:April 21st, 2012
個人的評価: 69点

参考情報


CIAの腕利きエージェント・コンビが挑むミッションと、CIAの人脈とハイテクを駆使して繰り広げる恋のさや当てとを絶妙に絡ませてスピーディーに描いたスパイ・アクション。
恋のライバルでもあるエージェントを演じるのは、『スター・トレック』のクリス・パインと『インセプション』のトム・ハーディ。二人の間で揺れ動く女性を、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーンが演じる。『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックG監督らしい、二転、三転するスピーディーな展開から目が離せない。

ストーリー

CIAエージェントのFDR(クリス・パイン)とタック(トム・ハーディ)は闇商人を追うも失敗し、謹慎処分の憂き目に遭う。暇になってしまったタックは恋人紹介サイトでローレン(リース・ウィザースプーン)と知り合うが、なんとFDRもローレンをナンパ。ローレンを巡って、精鋭チームとハイテク兵器を駆使したバトルが勃発する。

感想


期待通りのクオリティーという事で満足でした。この系統の映画は映画館で見ても家で見ても同じぐらい面白いと思う。
メインキャラクターの3名とも30代のちょっと大人なキャスト陣だったがそのなかでもリース・ウィザースプーンの36歳という年齢を全く感じさせない美しさと大人の魅力が目立った印象でした。
中途半端なアクションもありますが、あくまでもこれはコメディー映画として楽しむべきだと思います。
大の大人による子どもの様な奪い合いだが、当の本人たちは真剣そのものな所が見ていて楽しかった。あと、白黒をはっきりつけるオチもアメリカらしくてスッキリした。


2012年4月14日土曜日

バトルシップ (Battleship)




鑑賞日:April 14th, 2012
個人的評価: 73点

参考情報

ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。

ストーリー

アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。

感想


2億ドルに達する大規模な製作費で完成されたSFブロックバスターという事でエイリアン好きとして結構楽しみにしていたが、エイリアンの部分はそんなにメインでは無かった。
いや、タイトルにエイリアンを匂わせる文言は無いんだけど、どうしても期待してしまうのです。
さて結論から言うとこの映画は無難に面白いです。ユニバーサル映画100周年という節目の作品なので色んな意味で置きにいってる内容でした。
ド派手は戦闘シーンはもちろんだが、コメディーシーン、ラブシーン、感動的な家族(兄弟)ドラマや「世界を救う」爽快シーンなど、映画の王道展開が盛り込まれていた。
ちなみにエイリアンが地球を襲う内容の映画はよく女性には嫌われますが、この映画だったらセーフだと思います。
自分は96時間という映画を見てからリーアム・ニーソンのファンなのですが、彼の起用法が結構おそまつで非常にもったいなかったし残念でした。
ただ、アメリカ美女の代表例の様なブルックリン・デッカーと戦う女性を見事に演じたRihannaが登場するだけで見ていて華やかでした。

ちなみにエイリアン好きとして言わせてもらうと、今回登場したエイリアンは非常に微妙。ストーリーを通してやりたかった事(日本とアメリカが組む等)を考えてからどんなエイリアンを登場させるかを考えたような感じでしたな。最初はめっちゃ強かったのに最後は何故かめっちゃ弱いとかね。

まぁそこを除いては無難に面白い映画だと思うので、見ておいて損はないと思います。

【ここから番外編】
内容よりもどうしても気になってしまうのが、この映画がスーパー親日映画であるという事だ。
海上訓練に参加した各国海軍の中でエイリアンとの戦闘を勝利に導くのが米海軍と日本の海上自衛隊という設定なのですが、日本(というか浅野忠信)がとにかく大活躍します。主人公のテイラー・キッチュをナルトに例えると浅野忠信はサスケです。そのぐらい目立ちます。ストーリーに無理やりな展開を付け足してまで日本をヨイショする部分もあったのが本当に不思議だった。
これだけアメリカと日本が仲良くなったので親日映画が出来ても全くおかしくないのですが、これだけの製作費をかけた100周年記念の大作をこの様に仕上げたのは結構な謎だ。
世界最初のワールドプレミアイベントだって4月3日に代々木体育館で行われた。イベントにはRihannaを含めた主要キャスト陣が勢揃いだったし、なんとユニバーサル映画の会長までも登壇して謝辞を述べたのだ。
これだけ豪勢なプレミアは他に類を見ないし、日本でこれほど宣伝にお金をかけた洋画なんてあまり無いのではないだろうか…
何でこんな内容になっているのか知っている人がいたら是非教えて下さい(笑)