鑑賞日:August 20th, 2013
個人的評価:93点
参考情報
共演はマックス・ミンゲラにローズ・バーン、ディラン・オブライエン、ジェシカ・ゾアら。
監督は『ナイト・ミュージアム』シリーズや『リアル・スティール』のショーン・レヴィ。
デジタル社会の前に、キャリアが崩壊してしまったアナログ人間の中年セールスマン、ビリー(ヴィンス・ヴォーン)とニック(オーウェン・ウィルソン)。
勤め先が廃業し無職となった彼らは“自分たちはまだ終わっちゃいない!”ということを証明すべく、なんとGoogleのインターンに。
だがIT産業の中心的存在Googleだけに、当然インターンにも超絶優秀な大学生が集まっていた。
監督は『ナイト・ミュージアム』シリーズや『リアル・スティール』のショーン・レヴィ。
(※日本未公開)
©http://theinternshipmovie.tumblr.com |
ストーリー
デジタル社会の前に、キャリアが崩壊してしまったアナログ人間の中年セールスマン、ビリー(ヴィンス・ヴォーン)とニック(オーウェン・ウィルソン)。
勤め先が廃業し無職となった彼らは“自分たちはまだ終わっちゃいない!”ということを証明すべく、なんとGoogleのインターンに。
だがIT産業の中心的存在Googleだけに、当然インターンにも超絶優秀な大学生が集まっていた。
感想
一般ウケはしないと思うがGoogleファンにとってはたまらない内容だった。
今まで営業職しか経験した事のないおっさん二人が学生に混ざってGoogle本社にインターン生として乗り込み、正社員を目指すというコメディ。
Google本社のワークスタイルが垣間見れる作品となっており、有名な無料食堂の紹介はもちろん、無人自動車やお昼寝部屋など、「本当にこれはオフィスなのか!?」とつい言いたくなるGoogle本社ならではのシーンが満載でした。
インターン生を含む新人は「Noogler」と呼ばれ、プロペラ付きのカラフルな帽子をかぶるという伝統があるとは聞いていたが、本当にそのシーンが登場するよ。
特に印象に残ったシーンはインターン生の座を勝ち取るためにおっさん二人が挑んだGoogleハングアウトを利用した面接。
Googleの面接では奇問難問が出ると噂されているが、中でも有名な以下の問題が出題される:
『あなた10円玉の大きさに縮められて、ミキサーの中に入れられました。もとの密度を保ったまま、あなたの質量は小さくなります。ミキサーの刃はあと60秒で動き出します。さて、どうする?』公式サイトにこのシーンの動画アップされているので是非見てほしい。
更に「大事なのは脱出した後さ。ミクロサイズのおっさん二人が世界に飛び出したらどんな事が出来るかを考えるだけでワクワクするぜ!」とおっさんらしからぬ向上心溢れる素敵な付けたしまで飛び出す。
このシーンは本当に印象に残った。
本作品の主人公はGoogle社員ではなくあくまでもインターン生なので、恐らくテーマは「What it takes to be a Googler」といった感じだろうか。
テクノロジー業界を代表する会社ではあるが、パソコンだけ使いこなせれば良い訳ではない。
人とのリアルな関わりまでしっかり大切にする必要があるというメッセージが隠されていた。
とにかく久々に笑ったし、Googleファンにしか分からない細かい芸が散りばめられている。
最後のエンドロールはGoogle Appsの各サービスを上手く利用してクレジットを表示するなんとも憎い演出が施されており、最後の最後まで色んな意味で楽しめます。
ちなみに犬は特に登場しなかった。
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