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2010年7月16日金曜日

インセプション


INCEPTION





鑑賞日:July 16th, 2010
個人的評価: 81点

参考情報

『ダークナイト』の気鋭の映像作家、クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。


ストーリー

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。


感想



主人公はレオ演じるドム・コブ。

人が一番無防備になる状態。夢に入っているときに潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイディアを盗み出すという犯罪の第一人者であり、裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在である。

だが、その才能ゆえに彼は最愛の存在を失い、国際指名手配となってしまう。
そんな彼が最後の仕事と決めた、あるミッション。それは、不可能に近い“インセプション”と呼ばれるもので、アイディアを盗み出すのではなく、その真逆、他人の潜在意識に入り込み、ある考えを“植えつける”という最高難度のものだった。

最高の技術を持ち、細心の注意を払ってミッションを進めるコブだったが、予期せぬ展開が…。

考え方によっては深い内容だったけど、思ってたよりもストーリーが作りこまれていなかったと感じた。
「それがそうなるなら、じゃああれはどうなのさ?」みたいな所はあったけど、それは自分が細かい性格なだけなので、普通の方は十分楽しめると思います。

結論からいうとアイディアは「マトリックス」に似ている。ただあちらの方がマトリックス独自の「世界」がしっかりと作りこまれていたと感じた。

ただ、何より渡辺謙さんが素晴らしい!洋画しか見ない自分としては、ハリウッド映画のメインキャラクターとして日本人が堂々と登場している事は非常に嬉しい事。
彼は日本人の誇りだっ!

という事で渡辺謙が活躍する「INCEPTION」はお薦めです(笑)

「インセプション」公式ウェブサイトはこちら



2010年7月10日土曜日

ヒックとドラゴン


How To Train Your Dragon






鑑賞日:July 10th, 2010
個人的評価: 85点

参考情報

少年とドラゴンとの出会いと友情を描いた児童文学を基にして、ドリームワークスが製作するファンタジックな3Dアニメーション。監督は『リロ&スティッチ』のコンビ、ディーン・デュボアとクリス・サンダース。少年、ヒックの声には『ナイト ミュージアム2』などに出演するカナダの若手俳優、ジェイ・バルチェルを抜てき。ほかに、『300<スリーハンドレッド>』のジェラルド・バトラーやドラマ「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラが声優を担当する。敵対関係にあるはずのバイキングとドラゴンが巻き起こす奇跡から目が離せない。

ストーリー

以前より、バイキングとドラゴンとの戦いが続いているバーク島。ある日、平凡な少年、ヒックはケガをしたドラゴンのトゥースと偶然に出会う。本来なら敵同士であるヒックとトゥース。しかし、二人の距離は少しずつ縮まり、やがて誰にも知られないように友情を育んでいく。

感想

試写会に当選したので、「ヒックとドラゴン」を一足先に鑑賞する事ができた。

ドラゴンを倒せる者のみが一人前として認められる「バイキング族」の島では、ドラゴン対バイキングの戦いが日々繰り返されていた。バイキング族長の息子ヒックは腕力もなく、とてもドラゴンに立ち向かえるようなタイプではなかった。そんな中、ヒックは傷ついて飛べなくなっていた伝説のドラゴン「トゥース」と出会う。

お互いに怯えながらも、どんどん距離が近づいていく二人。その関係はいつの間にか友情以上のものへと変わってゆく。

そしてこの1人と一匹が世界をも変えてしまう奇跡を起こす!
予告編を見ればストーリーの予想は出来てしまうが、それを裏切らないのがこのタイプにの映画の良い所だ。

周りから「ダメな奴だ」と言われてきた弱い少年が認められていく様はやはり見ていて勇気をもらえる。
そして何より、人間と動物の友情以上の関係は素敵だと改めて感じた。
動物好きにはたまらないストーリーになっているし、小さい子供にも是非見てもらいたい作品だった。

ジブリシリーズの大ファンだと言われているクリス・サンダース監督が作っているからか、日本人が感動しやすいシナリオとなっていた事も付け加えておきたい。

また、アニメーション映像のクオリティーが驚く程高かった。ドラゴンの動きはもちろん、海の波に揺れるバイキング船の動き等からは作り手の細かいこだわりを感じた。
そして、心に響く音楽のチョイスがまた絶妙だった。

この映画はお薦めです!





2010年7月3日土曜日

マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔

Michael Jackson Commemorated






鑑賞日:July 3rd, 2010
個人的評価: 74点

参考情報

2009年に急逝したマイケル・ジャクソンの一周忌の追悼の意味を込めた、プライベート映像を中心としたドキュメンタリー作品。元マネージャーのマーク・シャフェルが10年にわたって撮り続けたこれまであまり公にされなかったマイケルの知られざる私生活を映し出す。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の世界的大ヒットで、死後もその実力を見せつけた彼の素顔をとらえた映像は貴重。公の場では決して見ることのできないマイケルがそこにいる。


ストーリー

2009年6月25日、マイケル・ジャクソンは突然この世を去り、世界中のファンを奈落の底に突き落とした。彼のかつてのマネージャーはその死を悼む気持ちから、プライベート・フィルムを公開することを決める。そこには大スターのマイケルではなく、普通に友人たちと誕生日を祝ったりする彼の素顔があった。


感想

「This is it」と違ってこの作品はMJファンでないと面白くない内容になっている。

MJが自分の出身地に帰郷した時の様子や、ファンクラブとの交流シーンなど、見る事の出来なかった彼の素顔はMJファンにとっては興味深いだろう。

「マイケル!私のこのボールにサインして下さい!」と野球ボールを渡されてサインをお願いされたマイケルが「何?君のタマにサインをくれだって?」と冗談を言うシーンやマイケルが乗っている車を走って追っかける女性ファンを見ながら「巨乳の子の胸がユサユサ揺れてるよ!(笑)」等楽しそうに下ネタを話すマイケルを見て、彼を今までよりも非常に近い存在に感じる事ができた。

個人的な感想としては見ててやはり悲しくなった。でもMJファンなら見なくてはならない作品だ。


「マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔」公式ウェブサイトはこちら