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2014年7月30日水曜日

ゴジラ (GODZILLA)





鑑賞日:July 30th, 2014
個人的評価:55点

参考情報

怪獣映画の傑作として映画史に名を残す『ゴジラ』を、ハリウッドが再リメイクした超大作。突如として出現した怪獣ゴジラが引き起こすパニックと、ゴジラの討伐に挑む人類の姿を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ。キャストには『キック・アス』シリーズなどのアーロン・テイラー=ジョンソン、『ラスト サムライ』などの渡辺謙ら実力派が結集。ゴジラの暴れぶりもさることながら、凶悪度の増したデザインに息をのむ。

ストーリー

1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。

(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

感想

全世界(というか日本人だけ?)待望のハリウッド版ゴジラだが、これまでの特撮・映像技術では表現し切れなかった圧倒的な迫力と息もつかせぬ臨場感で全く新しいゴジラがフルCGで描かれている。初の3Dゴジラも楽しめると思う。

(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

渡辺謙が日本代表として参加しており、オリジナルの流れをくむ芹沢博士役で出演するも、残念ながら日本人の興味を惹きつけるためにキャスティングされたんだろうなと思わざるをえない登場の仕方だった。

(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

また、主人公の家族愛が中途半端に描かれている部分もあり、ここは正直何がしたかったのかも分からなかった…
「愛」という誰もが興味を持ちやすいテーマを盛り込むのは良いけど、せっかくのゴジラ映画なのでゴジラの神秘など一見さんには分かりづらい詳細な設定を掘り起こすチャレンジをしてほしかった。個人的にはただの大きな怪獣ではない事を世界に伝える作品になる事を期待していた。

(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

しかしハリウッドが描く怪獣はやはりド迫力で、日本に先がけ5月16日より世界各国で公開された本作は、北米での公開3日間集計で約95億円、全世界での興行収入は約200億円に達するという記録的大ヒットを成し遂げたらしい(公式サイトより)
そういう意味でも見ておいて損は無い作品です。

  

逃げ狂うワンちゃんもちょろっとだけ登場するけど、インディペンデンス・デイのあのシーンを思い出せてくれる懐かしい場面がありますよ。


2014年7月27日日曜日

オール・ユー・ニード・イズ・キル (Edge of Tomorrow)





鑑賞日:July 27th, 2014
個人的評価:94点

参考情報


作家・桜坂洋のライトノベルを、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、ある兵士が戦闘と死をループしながら、幾度も戦闘するうちに技術を身に付けていくさまを描く。監督は、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などのダグ・ライマン。主人公と共闘する特殊部隊の女兵士には、『プラダを着た悪魔』などのエミリー・ブラントがふんする。トムらしいバトルシーンはもちろん、日本の小説がハリウッド大作として派手に活写されていることにも期待。


ストーリー


近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ…

(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED


感想


今年は既に30本以上の洋画を劇場で観たんだけど、今の所これが一番面白かった。たぶん今年一番の作品になりそう。少なくとも僕の中ではトム・クルーズの最高傑作です。

やっぱり、日本人が考えた未来のユニークな世界観と詳細にこだわり抜いたストーリーにハリウッドの映像技術や大物キャストが加わると素晴らしいSF作品が出来上がる事が分かった。

これを機にもっとこういうコラボレーションが増えてくれる事を祈る!

(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

タイムトラベル系の作品は数多く見てきたが、これだけ同じシーンを繰り返す作品は今までなかった。人が無残にも死んでしまうシーンなのに、「生き返る → 戦う → 死ぬ → 生き返る」の繰り返しあまりにもテンポが良いので、段々面白くなってしまう。

あと同じシーンを何度も繰り返している主人公のケイジが段々物事を進める事に慣れてくる様にも笑える。

そして何といってもリアルなゲームを見ているようなあの楽しい感覚がゲーム世代にはたまらない。
このアイディアと脚本には本当に脱帽です。

(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

僕はエイリアンの方が確実に人類より進化していると信じている派なのですが、今回のエイリアンは人類の1枚も2枚も上手で、人類は彼らに全く太刀打ちできないという超絶望的な状況。これがまたたまらない。

バトルだけでなく、どれだけ先に進めるかの記録を、死ぬ度にちょっとずつ更新するというその果てしない道のりに気が遠くなるが、それだけ人類とエイリアンの力の差が大きいという事が物語をよりリアルにしていた。

(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

また、『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープのアシスタント役を演じた事で有名なエミリー・ブラントのカッコよさにも惚れぼれする。彼女の真骨頂が見えた気がした。

主人公と境遇が似ている世界最強の美女戦士が登場するなんて、日本人の原案ならではだと思うし、その彼女と何度も死ぬまで人生を繰り返すからこど湧いてくる誰も体験した事のない様な特別な感情の表現方法も非常に素敵だった。



犬はまったく登場しないのですが、とにかく最高に面白かったので超オススメです。
日本人として誇らしくなれる素敵な作品です!

2014年7月26日土曜日

ダイバージェント (Divergent)





鑑賞日:July 26th, 2014
個人的評価:63点

参考情報

アメリカでベストセラーを記録した、ベロニカ・ロスの小説「ダイバージェント 異端者」を実写化したSFアクション。軍事や警察を統括するドーントレスを筆頭に、五つの共同体で社会が構成された未来を舞台に、いずれにも該当しない異端者と判断された少女が自身の宿命をめぐる戦いに身を投じる。監督は『リミットレス』などのニール・バーガー。キャストには『ファミリー・ツリー』などのシェイリーン・ウッドリー、『M:i:III』などマギー・Q、『愛を読むひと』などのケイト・ウィンスレットらが結集している。

ストーリー

世界が崩壊してから100年後の未来。復興を果たした人類は、16歳で受ける選択の儀式によって人々を軍・警察にあたるドーントレス、政権を運営するアブネゲーション、教育・研究を担うエリュダイトといった五つの共同体に振り分け、そこで人生を全うすることを強制していた。16歳になったトリス(シェイリーン・ウッドリー)も選択の儀式を迎えるが、どの共同体にも適さない異端者(ダイバージェント)と判断されてしまう。異端者は政府に抹殺されるのを知った彼女は、うそをついてドーントレスへと所属する。

TM & (C) 2014 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

感想

優しい者が所属する『平和』、勇気ある者の『勇敢』、思いやる者の『無欲』、正直な者の高潔、そして論理的な者の『博学』という5つの共同体に全人類が振り分けられる新世界。
5つの共同体に該当しない存在であるダイバージェントは未知の特殊能力を持つため、異端者扱いを受けるだけではなく、人類を滅ぼす危険分子とまで見られている。
そんなダイバージェントである主人公トリスが人類に自分の本当の姿を隠しながら厳しい生活を送る展開にドキドキする。

TM & (C) 2014 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

5つの共同体が存在するが、その中でもトリスが所属する『勇敢』(ドーントレス)の生活がフォーカスされるストーリー。軍事・警察を担う、勇気ある武闘派集団であり、何事も諦める事を許されない超厳しい環境の中で比較的か弱い女性であるトリスが苦労をする姿に胸が辛くなる。

TM & (C) 2014 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

そんな中、『勇敢』(ドーントレス)のサブリーダーでもあるテオ・ジェームズ演じるフォーに厳しくも優しい指導を受けながら、教官と生徒の関係が少しずつ崩れていく展開もバトル以外では見もの。
あとこのフォーの超人的な強さには惚れぼれすること間違いなし。

TM & (C) 2014 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

トリスの両親が所属する思いやりの精神にあふれる集団『無欲』(アブネゲーション)は世の中の政権を担う最高権力。その状況に疑問を抱いているある共同体が企む計画には、今も未来も変わらぬ人間の測りきれない欲が表現されていた。

また未知の特殊能力を持っており、人類が定めた「ルール」に当てはまらないという理由だけでダイバージェントが人類にとって脅威の存在とされる考え方にも人間の既得権益に対する醜い執着が表されており、全体的に人類の心の弱さがテーマになっていると感じた。

ちなみに今回はケイト・ウィンスレットが大御所として重要なキャラを演じるが、タイタニックの主演から17年経ち、おばさん役にももはや違和感がない彼女の経験豊富で貫禄のある演技にも注目してほしい。

  

なお、トリスが最初に適正テスト(性格診断)を受ける時に恐怖に対する対応を見るために凶暴な犬が登場するが、憎しみ丸出しのワンちゃんなのでそんなに可愛くはなかった…


2014年7月20日日曜日

22ジャンプストリート (22 Jump Street)





鑑賞日:July 20th, 2014
個人的評価:77点

参考情報


21ジャンプストリート』(2012)は、ジョニー・デップ主演の同名ドラマをジョナ・ヒルチャニング・テイタム共演で映画化したポリスアクションコメディー(日本劇場未公開)。その続編である本作品は前作を大幅に上回る大ヒットスタートで、R指定コメディーとしては『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』に次ぐ歴代第2位のオープニング興収を記録した。監督は『LEGO(R)ムービー』のヒットも記憶に新しい、フィル・ロードとクリス・ミラーのコンビ


ストーリー


21ジャンプストリート』では高校で潜入捜査を繰り広げた2人組だったが、今度は大学に潜入することに。今回もまた麻薬操作であり、学生の中から死亡者まで出た麻薬事件の主犯を追いかけるというストーリー。だがこの2人はやっぱり捜査そっちのけで女の子を追いかけたり、飲みまくったり、挙句の果てアメフト部に入部しちゃって大活躍までしてしまうブレブレな感じ。こんな2人で犯人は見つかるのか!?

http://www.22jumpstreetmovie.com/


感想


これも旅行先のアメリカで見たのですが、きっと日本では公開されないと思います。
とにかくこのでこぼこコンビの相性が良いのか悪いのか分からない様な連携プレーに笑わせられる内容です。

http://www.22jumpstreetmovie.com/

本当は真剣な麻薬捜査のはずなんだけど、大学生として若い子達と楽しい生活を送る2人が羨ましく思える。アメリカの大学ならではのアメフトシーンや、クラブなどで豪快に飲み遊ぶシーンが多々あるので、日本とは違った大学文化を楽しむ事ができる。

http://www.22jumpstreetmovie.com/

捜査班を仕切るキャプテンをまさかのアイス・キューブが演じており、でこぼこコンビに振り回される様も笑える。あとこの映画の最も笑えるシーンもアイス・キューブがメインなのでお楽しみにっ!

http://www.22jumpstreetmovie.com/

麻薬を校内に流通させている犯人を探すストーリーではあるが、ぶっちゃけ何らかの事件であれば何でも良いというような感じでした。描きたいのはでこぼこコンビがいかにしてコンビ感の壁を面白おかしく乗り越えるかという部分なので、あまりストーリーは気にせずに2人の関係性に注目するとより楽しめると思います。

※以下の音楽作品を購入するにはiTunesのアメリカアカウントが必要です


なお、大学内のシーンが多いためか犬は全く登場しませんでした。


2014年7月19日土曜日

セックステープ (SEX TAPE)





鑑賞日:July 19th, 2014
個人的評価:83点

参考情報


ジェイク・カスダン監督が手がけるちょっぴりエッチなコメディ映画。
バッド・ティーチャー』や『恋愛だけじゃダメかしら?』のラブコメの女王キャメロン・ディアスがセックスシーン満載のコメディに初挑戦する。
人気テレビシリーズ『フリークス学園』や『『ママと恋に落ちるまで』のジェイソン・シーゲルキャメロン・ディアスの夫役を務め、ポルノサイトの偉い人を『スクール・オブ・ロック』や『ホリデイ』のジャック・ブラックが演じるなど出演者も豪華。


ストーリー


ジェイ(ジェイソン・シーゲル)とアニー(キャメロン・ディアス)はチャンスがあればセックスをしまくる様な情熱的なカップルであったが、子供が出来てからはすっかりセックスレスカップルとなってしまい日々悩んでいた。
そんな中、子供を両親に預ける事により久々に1日中セックスをする機会を得た夫婦は、盛り上げるためにセックスシーンを記録するセックステープを制作する事にする。
しかも内容はエロい本に載っている全てのセックスポジションにチャレンジするという事でテンションは更に高まる!
しかしその映像が誤って外部に流出!?両親のiPadだけでなく、友達や取引先のお偉いさんにまで広がってしまった動画を回収し、問題の動画を削除する事が出来るのか?

© https://twitter.com/SexTapeMovie/media


感想


旅行先のアメリカで見たのでもしかしたら日本では公開されないかもしれないですが、爽快なコメディで面白かった。もう40代に突入したキャメロン・ディアスが2人の子持ちという歳相応の役を演じてたが、サプライズとしてはセミヌードなセックスシーンが満載だった事だ。しかもエロティックでセクシーなセックスシーンではなく、コメディらしい笑いの絶えないシーンだったのも個人的には驚きだ。

© https://twitter.com/SexTapeMovie/media

気楽な気持ちで撮影したセックステープがiPadのアプリを通して流出してしまうという何とも今どきな展開ではあったが、確かに世界のどこかでは起きているかもしれないなと思わせてくれる内容だった。また敢えてリンクは貼りませんが、実在するエロサイト「YouPorn」も登場し、その偉い人の役としてジャック・ブラックが登場するなど、色んな意味で笑わせてもらいました。

© https://twitter.com/SexTapeMovie/media

セックステープが転送されたしまったデバイスを突き止めた夫婦はそのデータを削除するためにあらゆる友達の家に夜遅くに訪問したり、取引先のお偉いさんの自宅にまで上がりこんでしまう。データを取り戻すためにこの夫婦が取るとんでもない行動に笑ってしまうが、そんなシーンをシリアスに演じる夫婦が素敵でした。

© https://twitter.com/SexTapeMovie/media

セックスシーンを録画するという事は、そのカップルがお互いの事を相当愛しているというか信頼している関係である証拠だと思う。

今回の騒動でこの夫婦はお互いの関係や愛について色々と考えなおすシーンがあるのだが、この作品を見る事によりパートナーの事をより想う様になると思うし、パートナーとの関係性について改めて考えさせられると思います。

コメディなので笑ってしまうシーンばかりだが、隠されたテーマは非常に深くて素敵でした。


予告編にもちょっと登場しているが、取引先のお偉いさん宅を住人にバレないように探索している時にジャーマン・シェパード・ドッグが登場します。
不審者を撃退しようと番犬的な働きをするので、人間と犬のちょっとしたバトルシーンにもなっているのでお楽しみに。


2014年7月17日木曜日

マレフィセント (Maleficent)





鑑賞日:July 17th, 2014
個人的評価:71点

参考情報

ディズニーアニメ『眠れる森の美女』ではオーロラ姫に呪いをかけた悪役だった、邪悪な妖精マレフィセントを主人公とするダークファンタジー。マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリーが演じ、彼女の封印された過去とオーロラ姫を永遠の眠りにつかせる呪いをかけた理由が明かされる。監督は、『アバター』などのプロダクションデザインを手掛けたロバート・ストロンバーグエル・ファニングやアンジーの娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが共演。おとぎの国のごとく幻想的で美しく、一方でダークな映像世界に期待できる。

ストーリー

とある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生祝賀パーティー。幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけたマレフィセント。それは、なぜなのか。答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。

(C) 2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

感想

旅行に行ってたのですが旅行先のアメリカLAは映画の都という事で、せっかくなので伝統ある「El Capitan Theater」という映画界を1920年代から支えてきた由緒ある劇場で映画を見てきた。
この劇場はウォルト・ディズニー・スタジオの直営なので最新のディズニー映画でもある「マレフィセント」を鑑賞。

マレフィセントのメイキング写真や実際に使われた衣装の展示など、席につく前から映画の世界観に入り込める演出には確かに歴史を感じた。また上映開始直前と直後には観客から拍手が起きるなどやはり見に来ている層もレベルの高い映画ファンでした。

(C) 2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

さて、ここからはいつも通り洋画のレビューに移ります。
本作品の予告編を見るとまるで主人公のマレフィセントが邪悪な妖精で、人間界を困らせているような展開を予想してしまうが、蓋を開けてみるとそうではなかった。

邪悪な妖精になってしまった原因は人間側にもあり、過去の事件が生み出した憎しみがマレフィセントを邪悪な妖精に仕立て上げていた。

(C) 2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

ストーリー以外の見どころはやはりアンジェリーナ・ジョリーが初めて挑む悪役の演技だろう。
個人的には彼女には魔女的な役は合っていると感じた。
また、マレフィセントは強気な女性でもあるのでそういう意味でもハマってた。

(C) 2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

本作品はさすがディズニーだけあって、恋愛、バトル、魔法、家族愛などファンタジー映画に必要な要素や展開は教科書通りだった。

期待通りの面白さはあるはず。

  

ワンちゃんは登場しませんが、マレフィセントが住む世界には人間界には存在しない生き物が数多く生存し、その中には可愛らしい生き物も多々いるのでそこは楽しめると思います。