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2012年7月15日日曜日

ラム・ダイアリー(The Rum Diary)




鑑賞日:July 15th, 2012
個人的評価: 83点

参考情報

ジャーナリズム界の異端児と称された故ハンター・S・トンプソンの小説を基に、親友ジョニー・デップが製作、主演、企画をこなして映画化した伝記ドラマ。ニューヨークでの生活に疲れ、プエルトリコにやって来たジャーナリストが送る破天荒な日々を描く。監督・脚本は、『ウイズネイルと僕』のブルース・ロビンソン。ジョニーの恋の相手役を注目の新進女優アンバー・ハードが演じるほか、『サンキュー・スモーキング』のアーロン・エッカート、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンスが脇を固める。

ストーリー

1960年、ニューヨークでの生活に疲労し切っていたジャーナリストのケンプ(ジョニー・デップ)は、地元紙に記事を執筆するためにプエルトリコへやって来る。個性的なジャーナリスト仲間に囲まれすぐに現地に溶け込んだ彼は、ある日アメリカ人企業家のサンダーソン(アーロン・エッカート)と知り合う。やがて彼の婚約者であるシュノー( アンバー・ハード )と出会ったケンプは、彼女に惹かれていくが…

感想

ジョニー・デップが敬愛してやまないと言われている故ハンター・S・トンプソンの原作を、ジョニー・デップ自身が製作・主演で完全映画化した作品。
アメリカのニュー・ジャーナリズムの旗手と呼ばれたハンター・S・トンプソンが何と22歳の若さで書いた小説を基にしたこの映画には彼が見た社会の真実が映し出されていたと感じた。
しかしこんなストーリーを22歳の時に書いたなんて信じられない内容だ。
ハンター・S・トンプソンはジャーナリズムに通常求められる客観性よりも、自らを取材対象の中に投じてその本質を伝えることを重視する「ゴンゾー・ジャーナリズム」という取材スタイルで有名だったそうだが、そういうスタイルに辿り着いた理由が分かるようなストーリーだ。


しかしイキイキとしたジョニー・デップの演技からは故人となったトンプソンへの深い賛辞が込められている様に思えた。
ちなみに最後にはこの作品のテーマであるセリフをジョニー・デップが言うのだがそれがカッコ良いい。
きっとあれを言うための映画だったんだろうね。

また、スカーレット・ヨハンソンと並ぶ色気をもつとも言われているアンバー・ハードが超キレイ。
やはりあのぐらいの色っぽさは20代後半以上の年齢でないと出せないんでしょうな。

面白かったですが万人ウケする内容ではないので気を付けて。

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