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2012年10月21日日曜日

アイアン・スカイ(Iron Sky)




鑑賞日:October 21st, 2012
個人的評価: 55点

参考情報

世界各国の映画ファンやSFマニアから出資を募るや、約1億円ものカンパを集めてしまったことでも注目された、異色のSFアクション。第2次世界大戦で敗北したものの、月の秘密基地にひそんでいたナチス・ドイツが地球侵略作戦を遂行していく姿を活写する。メガホンを取ったのは、『スターレック 皇帝の侵略』で話題を呼んだティモ・ヴオレンソラ。奇想天外な設定もさることながら、ナチス的意匠を施したメカやガジェットのデザインも必見だ。

ストーリー

1945年、連合軍の猛攻撃にさらされ、アドルフ・ヒトラーが率いていた「第三帝国」ナチス・ドイツは完全に敗北。しかし、その一部のエリートたちはひそかに月の裏側へと逃亡を図り、秘密基地を建造していたのだった。第2次世界大戦の終結から70年超にわたって独自の軍事テクノロジーを発展させ続け、虎視眈々(たんたん)と連合軍への復讐(ふくしゅう)の機会をうかがっていた彼らは、2018年、ついに決行のときが到来したと判断。UFOの大編隊を組んで、地球侵略を開始する。
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http://www.cinematoday.jp/

感想

全く見る映画がなかったが特にする事もないという事で日曜日の夜に急遽見る事にした作品。
正直ポスターデザインは非常に気になっており、B級映画とは分かっていながらも、B級映画にしかない面白さを期待して見てみた。

半分ぐらい見てたら、「何でそこそこお金をかけてこんな映画作ったんだろう…」と疑問に思っていたのだが、調べてみたら何と「クラウドファンディング」で資金調達を行い、ファンからカンパしたお金で制作したというではないか!?

参考:『全世界のファンから1億円! 『アイアン・スカイ』の資金調達方法とは?


確かに予告編を見ると面白そうで、ネット上で話題になるのもさほど不思議ではないが、実際に見てみるとやはりされどB級映画でした。

ナチスが月で生活しているというシュールなアイディアは結構面白かったし、彼らが本気で地球を月から侵略しようとしている部分はシリアスなシーンなんだが何故か笑いが起きてしまう。

ちょうどアメリカ大統領選挙の時期だという事もあり、ポリティカルコメディーも存分に盛り込まれていた。

「ナチス(ドイツ)って頭悪そうで、頭良いよね(でもバカだけけど…)」というのと、「アメリカって頭良さそうで、頭悪いよね(最終的には勝つ(だから賢い)けど…」というテーマが作品内に盛り込まれていたと個人的には感じた。


今回の収穫はちょっとあった。
今まであれば具現化する事のなかったアイディアがクラウドファンディングという新たな手法で作品と化し、世界中の劇場で上映されたという事実は自分にとって非常に印象深かった。

自分が見たい種類の映画で面白そうなのが資金調達をしているようであれば、是非やってみよう。

もう映画レビュー関係ないね。
ではでは。



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