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2014年11月27日木曜日

インターステラー (Interstellar)





鑑賞日:November 27th, 2014
個人的評価:97点

参考情報


ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに挑む男の姿を見つめていく。主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』などのアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する。深遠なテーマをはらんだ物語に加え、最先端VFXで壮大かつリアルに創造された宇宙空間の描写にも圧倒される。(©シネマトゥデイ


ストーリー


近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。(©シネマトゥデイ

感想&見どころ


人類と宇宙の関係性を表現した壮大な作品であり、SF映画を通して人間の愛が描かれたヒューマンドラマでもあった。
こんな映画は見た事が無い。
間違いなく今年最高の作品です!

本レビューでは特に印象に残った以下の3ポイントを紹介したい。
  • 見たことも無いぐらい美しく映像化された宇宙
  • 究極の父娘愛
  • 人類が最終的に行き着く世界

見たことも無い美しく映像化された宇宙


作品中に時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域である「ワームホール」が登場する。そこに近づき飲み込まれるシーンは何故か危険なシーンとは感じずに、宇宙の「神秘」を見事に映像化できていたと思う。
またゼロ・グラビティでも使われた手法だが、ところどころ完全な無音を差し込む事により、まるで本当に宇宙船内にいる気分となる。

究極の父娘愛


ポスターにも書いてあるが、まさにこれは「宇宙を超えた父娘の約束」を描いた作品。
これ以上はネタバレになるので言えないが、お互いを想う父と娘の愛が起こす人類の奇跡にきっと多くの人が涙してしまうだろう。
自分には娘がいないのだが、娘が欲しくなってしまうぐらい素敵な父娘関係でした。
これは本当に「究極」です。

人類が最終的に行き着く世界


そして個人的に最も感動したのが、最後に提示された人間が持つ無限の可能性だ。
これは宇宙だけではなく次元までもを超える壮大なストーリー。
人類は地球に住めなくなった時に一体どのような行動に出るのか。
人類の1人として決して人事では無いこの問題について真剣に考えさせてもらえる内容であり、その上で大きな希望を分け与えてもらえる作品でした。

人類が最終的に行き着く世界は?
この問に対するクリストファー・ノーラン監督の答えに是非注目してほしい。




とにかく今年最高の1作なので超オススメです!
SFが苦手な女性にとっても感動できる内容だと思うので騙されたと思って見てください。

なお、ワンちゃんは登場しませんでした。

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