鑑賞日:August 9th, 2015
個人的評価:84点
参考情報
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める、『ジュラシック』シリーズ第4弾となるアドベンチャー大作。恐竜をテーマにした巨大テーマパークを舞台に、遺伝子操作によって生み出された新種の恐竜が脱走、人間や恐竜を襲うさまを臨場感たっぷりに描き出す。主演は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのクリス・プラット。監督は、『彼女はパートタイムトラベラー』のコリン・トレヴォロウ。驚異的なビジュアルやハイテンションな展開のサバイバルに期待。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
世界的な恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールド。恐竜の飼育員オーウェン(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子操作によって新種の恐竜インドミナス・レックスを誕生させる。知能も高い上に共食いもする凶暴なインドミナス。そんな凶暴なインドミナスが脱走してしまい…(©シネマトゥデイ)
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment Universal Pictures and Amblin Entertainment |
感想&見どころ
93年に初めて『ジュラシック・パーク』を大スクリーンで観た時の感動が蘇りました。当時まだ9歳だった僕は一緒に観に行った友達たちと共に大興奮した事を未だに覚えていますが、きっと今の子どもたちも同じぐらいの興奮を覚える事でしょう!大迫力のバトルシーンもたっぷりなので3Dか4DXで観るのがオススメです。
この作品を通して、劇場でしか味わえない映画の素晴らしさを是非体験してほしいです。
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment Universal Pictures and Amblin Entertainment |
恐竜園×テーマパーク運営の裏側が面白い!
予告編第1弾を見れば分かりますが、まるで未来のディズニーランドの様なテーマパークが舞台となっており、これだけでもう誰もが見たくなってしまうはず。だって恐竜がいる未来のディズニーランドがあったら絶対行きたいですよね?
この設定だけでもう失敗は無い作品なんだけど、本編では結構パーク運営の裏側を公開してたのが個人的に凄く興味深かったです。お客さん目線でパーク内をもっと見せつける演出の方が万人にウケただろうけど、その一歩先を進み、運営の難しさや楽しさという裏側を見せたのが新しい!恐竜という未知の生物をどのように飼育しているかもそうですが、やはり2万人の客と園内にいる恐竜全ての状況を把握する最新で超ハイテクなコントロールセンターはかなり見応えありました。
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment Universal Pictures and Amblin Entertainment |
恐竜と人類の共存が描く未来
凄くアメリカらしい発想なんですが、恐竜を兵器として使えないかという議論が作品内で登場します。恐竜と人類が共存したら、フードチェーン(食物連鎖)にどういった影響が出るのか?アイアンマンに対抗できるぐらい強力な兵隊と化すのか、もしくは新しい種類のペットが誕生するだけなのか?
ロボット工学の進化により、人類が昔から思い描いていたロボットがほぼ再現できてきた今の時代を考えると、バイオテクノロジーが進化した際に人類が作り出そうとするのは恐竜なのかもしれません。人類って何だかんだ言って恐竜に大きな憧れを抱いているんですよねぇ。そんな考え方をすると、このテーマについて今のうちに考えておく事は非常に大切だと思いました。ちなみに僕はペット的なポジションになってほしいと願っています。犬ではなく馬寄りのペットで、車代わりに道路を激走できる世界が実現したらなぁなんて考えちゃいました。
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment Universal Pictures and Amblin Entertainment |
人種を超えた夢のタッグバトル!
最も興奮したのはやっぱこの部分です。これも予告編第1弾で公開されている情報ですが、バイクに乗った主人公が飼育している恐竜たちと森の中を走り抜ける素敵なシーンが出てきます。自分が面倒を見た子どもたちと同じゴールを目指す展開は動物好きの自分にとってはたまらないし、人種を飛び越えて生まれるコンビネーションにはきっと感動すると思います!
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment Universal Pictures and Amblin Entertainment |
『ジュラシック・パーク』シリーズのファンを裏切らないリブート作品で、誰が見ても楽しい内容になっています。スティーヴン・スピルバーグらしさが存分に感じられる作風になっているところもファンとして嬉しいポイントでしょう。今年の一押しです!
(※フォローかリツイートして頂けると喜びます!)
93年に初めて『ジュラシック・パーク』を大スクリーンで観た時の感動が蘇りました。今年一押しの超大作!!
【帰国子女の洋画レビュー】『ジュラシック・ワールド』
http://t.co/ajeRqBgnQO #ジュラシックワールド pic.twitter.com/uLTYTAoYA8
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 8月 10
※以下の作品を購入するにはiTunesのアメリカアカウントが必要です
恐竜ランド内の話なので、ワンちゃんは全く出てきませんでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿