鑑賞日:September 13th, 2015
個人的評価:72点
参考情報
ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、カリフォルニアを襲う巨大地震の脅威を描くパニックアクション。同地に実在するサン・アンドレアス断層が通る場所を舞台に、ゴールデンゲートブリッジの崩壊やフーバーダムの決壊など、未曽有の災害に見舞われた人々の姿を映す。監督は、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』でもドウェインと組んだブラッド・ペイトン。『スパイキッズ』シリーズなどのカーラ・グギーノ、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズなどのアレクサンドラ・ダダリオらが共演。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
巨大地震が発生し、猛烈な揺れに襲われたカリフォルニア。超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジが次々と倒壊し、ロサンゼルスなどの大都市が相次いで壊滅。救難活動に奔走するレスキュー隊のパイロット、レイ(ドウェイン・ジョンソン)はサンフランシスコに残された娘(アレクサンドラ・ダダリオ)の救出に向かうが…(©シネマトゥデイ)
感想&見どころ
期待通りのパニック映画で、東北地方太平洋沖地震がまだ記憶に新しい日本人にとっては他人事とは思えないだろう。個人的には去年の夏から秋にかけて自分も滞在していたサンフランシスコの街が大崩壊するシーンが特に印象的だった。日本人にはとても真似する事の出来ないドウェイン・ジョンソンのたくましいアクションはもちろんだが、マギーちゃんをより大人っぽくした感じの美人でカッコ良いアレクサンドラ・ダダリオの演技も見どころ。
都心の大崩壊!
もしも東北地方太平洋沖地震よりも巨大な地震が東北みたいな地方ではなく東京の様な大都会を襲ったら一体どうなるのか?そんな恐ろしい事がサンフランシスコという都市を例に表現されていて、東京の住民としてはゾッとしてしまう。特に大型ビルがバンバン崩れていく様は圧巻。大津波まで来ちゃうからこりゃどうしようもない災害ですよ。
仕事を放棄してでも家族が最優先!
ドウェイン・ジョンソン演じる主人公はレスキュー隊のパイロットでありリーダーなんだけど、何と彼は家族が危険な状況だと分かると、近くの人々を完全に放置して家族最優先で救助へと向かうのだ。日本人の感覚からしたらきっとこれは「あり得ない」行動なんだけど、アメリカ人の考え方だとこれは「当然」なんだろうね。救助隊のヘリを完全に私物化して家族だけを探しにいく彼の行動を見て僕は「これがレスキュー隊のリーダーになった人にだけ与えられる究極の特権だなぁ」と納得しちゃった。
災害時の心得
映画を通してついつい考えてしまうのは「自分だったらどうするだろうか?」という問い。東京でこのクラスの地震が起きたらサンフランシスコ以上のビルが大崩壊する。そんな状況になったら自分は生き残れるのか?自分の犬を守り切る事が出来るのか?こんな事をずっと考えながら観ちゃいました。でもこういう危機感が自分に植え付けられるのでそういう意味では観て良かった。
日本ではまさにタイムリーに記録的な大雨があり、鬼怒川決壊などの天災が起きたけど、やっぱりニュースみたいに短い映像や文字・音声で現場を知るよりも映画を観て災害の全体像をイメージできた方が危機感もより高まると思う。なので「こんな時期にこういう映画を上映するのは不謹慎だ」と言わずに、こういう時期だからこそこういう映画を多くの人びとに観てもらいたい。
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期待通りのパニック映画!ドウェイン・ジョンソンのたくましいアクションと、美人でカッコ良いアレクサンドラ・ダダリオの演技も見どころ! 【洋画レビュー】『#カリフォルニアダウン』 http://t.co/c2bowsZZ0U pic.twitter.com/xsuJX2B1IR
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 9月 14
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なお避難所でワンちゃんを抱きかかえながら安堵に満ち溢れるおじちゃんが登場します。
自分と犬さえ生きていれば何とかなるさというメッセージだと思います。
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