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2011年12月26日月曜日

ニューイヤーズ・イブ (NEW YEAR'S EVE)




鑑賞日:December 26th, 2011
個人的評価: 80点

参考情報

大みそかのニューヨークを舞台に、きずなを取り戻そうと奔走する人々の再生と希望の物語が展開する感動ドラマ。監督は、『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル。ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンクといったアカデミー賞受賞スターからザック・エフロン、アビゲイル・ブレスリンといった若手まで、超豪華キャストが顔をそろえている。タイムズスクエアで行われた年越しカウントダウンイベント中に撮影を敢行したことも話題に。

ストーリー

間近に死が迫った病人と、そんな彼を見守る看護師。去年の大みそかに遭遇した女性と交わした約束を忘れることができない男性。以前付き合っていた相手と偶然に再会した男女。さまざまな事情を抱える8組の人々が、大みそかのニューヨークで愛や勇気と向き合うことに…

感想


予告編通りの期待を裏切らないストーリーで、見ていて心がほっこりする内容だった。
Love Actuallyと比べて各組のストーリーが全て上手く繋がってはいなかったが、それぞれのストーリーにちゃんとメッセージが込められていたので楽しめた。
セレブ、夫婦、中高生、親子、バツイチ、独り身、遠距離恋愛中のカップル等が過ごす大晦日が描かれているため、見ている人としては何かしら共感できるようになっているので、誰が見ても楽しめる事はまず間違いない。
眠らない街の華やかな日の裏側では色んな出来事が起こっているけど、最終的にはハッピーになるアメリカらしい見ていてスッキリする映画です。

ちなみにザック・エフロンがミシェル・ファイファーの「今年中にやりたい事」リストを次々と叶えていくシーンに多くの時間が使われるのだが、この二人の関係が密になっていく展開も年の差を考えると何とも素敵な話に見えてしまった。
この二人はHair Sprayで共演をした際はミシェル・ファイファーの娘の彼氏をザック・エフロンが演じるという役だったので、それを思い出すと不思議に感じたが、ザック・エフロンが大人になったと感じたし、何よりこの「New Year's Eve」という作品でかれは自身のキャラを確立したかもしれない。まぁそれぐらい印象に残る役柄ではあったので是非注目して下さい。

とにかく誰と見ても(一人で見ても)楽しめる作品だし、製作費やキャスティングを見ても分かる通り、ハズレはないので安心して見てください。

とりあえずNYのタイムズスクエアで行われる新年恒例のボールドロップカウントダウンは自分のBucket List(死ぬまでにやる事リスト)に追加しておいた。


2011年12月9日金曜日

リアルスティール (Real Steel)




鑑賞日:December 9th, 2011
個人的評価: 80点

参考情報

スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のヒュー・ジャックマン主演で手掛けた、ロボットとの出会いを通じて親子のきずなを描く感動のストーリー。ボクシングの主役が生身の人間からロボットに移行した時代、リングにすべてを懸けた父と息子の起死回生のドラマを描く。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。心が通い合わない父と息子が遭遇する奇跡の物語と、圧巻の格闘技ロボットたちの熱い戦いぶりに引き込まれる。

ストーリー

かつて優秀なボクサーだったチャーリー(ヒュー・ジャックマン)は妻子と離れ、ただ自分の夢だけに没頭してきた。だが、西暦2020年の今では人間に代わり、格闘技ロボットたちがボクサーとして活躍していた。ある日、どうにかロボット格闘技のプロモーターとして生活していた彼の前に、母を亡くした息子(ダコタ・ゴヨ)が姿を現わし…

感想

予想通りの内容・クオリティーで満足でした。
こういう「分かりやすい」映画は3ヶ月に一度は見たくなりますね。

ちなみに製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグだったのだが、「E.T.」とか「Super8」とか彼は子どもの存在に向き合い向き合う作品を手掛ける事が多いのだが、そんな彼が抜擢したと言われるマックスを演じたダコタ・ゴヨの演技力が凄いと話題になっているようですね。
この子が優秀すぎるからかは分からないが、個人的には「演じよう」という気持ちが出過ぎているのでわざとらしい演技に見えてしまった。だが、大人になったらきっとディカプリオの様な俳優になるポテンシャルは感じたので今後に期待ですね。

この映画の見所は何といってもロボットファイトだ。
まずはファイト会場の盛り上がり方が非常に楽しそうに表現されている。この世界の人々は毎週ロボットファイトを楽しみにしている感じが伝わってきた。
そして実際のファイトはまさにエンターテインメントショーだ。戦うロボットももちろんだが、操縦する人も常に観客を楽しませるようにしているロボットファイトの文化も垣間見える。

とにかくラストのクライマックスシーンが爽快でスッキリするでしょう。