鑑賞日:June 14th, 2014
個人的評価:74点
参考情報
『トワイライト』シリーズの原作者ステファニー・メイヤーのベストセラー小説を基にしたSFアクション。人間の意識と体を乗っ取る知的生命体ソウルに侵略され、人類が絶体絶命のピンチにひんした近未来が描かれる。日本でもヒットを記録した『TIME/タイム』などのアンドリュー・ニコルが監督を務め、ソウルに寄生されながら人間の魂も宿したヒロインの苦悩を、『つぐない』などのシアーシャ・ローナンが体現する。『ラブリーボーン』などのジェイク・アベル、『赤ずきん』などのマックス・アイアンズ、実力派ダイアン・クルーガーらが共演。
ストーリー
近未来、地球に知的生命体ソウルが襲来。彼らは人間に寄生して宿主の意識を奪い、一方逃げ延びた人類は反撃のタイミングを計りつつ潜伏していた。その中の一人であるメラニー(シアーシャ・ローナン)もソウルの餌食になってしまうが、消えるはずの意識が消えず一つの体に人類とソウルの二つの魂が宿ってしまう。感想
知的生命体「ソウル」の侵略に遭う人類というストーリーだが、これが「侵略」と呼べるのかどうかは人によって見解が異なると思うで原題の「ザ・ホスト」だけで良かったと思う。
ただエイリアンの攻め方としては新鮮な方法だったし、最後に投げかけられる人類のエイリアンとの関わり方に関するメッセージは実に興味深かった。
一度ソウルに寄生されると、体も意識もすべて乗っ取られる。
ほぼ全ての人間に寄生した「ソウル」は人類を滅ぼすわけではなく、人間の欲などをコントロールし、争いの無い世界を作り上げる。
あとステファニー・メイヤーの小説を基にしているので、想像通りちゃんとティーンネイジャー同士のラブストーリーも用意されており、人類と「ソウル」の種族を超えた関係とその壁も表現されているので、『トワイライト』はしっかり楽しめるだろう。
戦争も餓死もない完璧に平和な世界になったとしてもそこに生きる意味はあるのか。
人それぞれに個性があり、それぞれの生き方によって人生の幸福度が変わるから人生は面白いのではないだろうか。そんな事を考えながら観てしまう内容です。
あと、人類に分かりやすい共通の目標を与えると、想像もできない団結力と覚悟を見せるという事はなんだかリアルに思えた。
でも本当にこういう状況になったら人類は一致団結するのかな…
そんな事も考えてしまいました。
なお、本作品には犬は特に出てこなかったと思います…
ただエイリアンの攻め方としては新鮮な方法だったし、最後に投げかけられる人類のエイリアンとの関わり方に関するメッセージは実に興味深かった。
(C) 2013 The Host Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. |
ほぼ全ての人間に寄生した「ソウル」は人類を滅ぼすわけではなく、人間の欲などをコントロールし、争いの無い世界を作り上げる。
確かに自己中心的な人間は非常に多く、地球の資源や動物たちだけでなく、他人まで苦しめる人もいる。
そんな状況を見かねたエイリアンの提案という見方をすれば恐怖が消えてくると思う。
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戦争も餓死もない完璧に平和な世界になったとしてもそこに生きる意味はあるのか。
人それぞれに個性があり、それぞれの生き方によって人生の幸福度が変わるから人生は面白いのではないだろうか。そんな事を考えながら観てしまう内容です。
あと、人類に分かりやすい共通の目標を与えると、想像もできない団結力と覚悟を見せるという事はなんだかリアルに思えた。
でも本当にこういう状況になったら人類は一致団結するのかな…
そんな事も考えてしまいました。
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