これで4年連続の目標達成しただけでなく、レビュー数も250本を超えてきました。
という事で毎年恒例の」劇場で観てよかった洋画TOP5の発表です。
なお、過去のランキングは以下からどうぞ!
ちなみに 2015年の日本における洋画興行収入ベスト10は以下の通り
- 『ジュラシック・ワールド』:95億円
- 『ベイマックス』:91億8,000万円
- 『シンデレラ』:57億3,000万円
- 『ミニオンズ』:52億1,000万円
- 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』:51億1,000万円
- 『インサイド・ヘッド』:40億3,000万円
- 『ワイルド・スピード SKY MISSION』:34億2,000万円
- 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』:32億円
- 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』:27億3,000万円
- 『テッド2』:25億円
『ミニオンズ』以外は全て劇場で観ましたが、どれも見応えのあるハリウッドらしい作品でした。このランキングが公開された時点では、今年最大の話題である「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されていなかったので順位も少し変動しそうですね。
それではさっそく第5位から順に見ていきましょう。
(作品のタイトルをクリックするとより詳細なレビューが見れます)
第5位
ストレイト・アウタ・コンプトン(Straight Outta Compton)
良い音楽が鳴り出すと人はつい耳を傾ける。その音楽にフィットした歌詞があれば人はリズムを刻み出す。その歌詞が頭に入ってくれば人は口ずさむ。こうなったらその人の心は音楽と言葉が持つ偉大なパワーによって動かされる。この連鎖が社会をも動かす!
これは音楽と言葉を巧みに操り、「コンプトン」という何もない街からアメリカ全体を変革させたヒップホップグループの壮絶な物語。ヒップホップ好きは必見です。
※以下の映画作品を購入するにはiTunesのアメリカアカウントが必要です
第4位
インサイド・ヘッド(Inside Out)
大人であれば誰もが体験してきた「成長」という過程。言葉ではどうしても説明する事が出来なったこのイベントを、頭の中に存在する様々な感情たちをキャラクター化する事により非常に分かりやすく表現したピクサーならではの素敵なアイディア。老若男女問わず全ての人に観てほしい本年度イチ押しの映画!
第3位
ワイルド・スピード SKY MISSION(Fast & Furious 7)ジェイソン・ステイサムが演じるシリーズ最強の敵がとにかく強すぎる!もちろんドライビングテクニックも一級品の彼には付け入る隙がない!ドローン型の戦闘機や「ゴッド・アイ」という世界ハッキングシステムが登場するなど今回はIT色がいつに増して強くなっている。
本作の撮影中に不慮の事故で亡くなったポール・ウォーカーへの想いが終盤で表現されているが、このシリーズに関わった全ての人達の彼に対する愛情が詰め込まれており胸が熱くなった。特にWiz Khalifaがこのために書き下ろした「See You Again」(このYouTube動画は8ヶ月で13億再生!!)にはジーンと来てしまう。ラストシーンもポールを天国へ送る粋な演出でいっぱいなのでお楽しみに!
第2位
キングスマン(KINGSMAN: The Secret Service)常識破りのスパイ映画!これはスパイ映画の新たな金字塔を打ちたてたと思う。
007よりも僕は断然こっちが好き。ストーリーが非常によく作りこまれていると思ったら、グラフィック・ノベル発の作品だという事で納得。キャスト、アクション、音楽、全てにおいて文句なしの組み合わせで大満足!ユニークなスパイグッズを駆使した痛快アクションも文句なし!そして悪役のサミュエル・L・ジャクソンもカリスマ性があるキャラのヴァレンタインを演じており、そのビジネスセンスは悪役ながらあっぱれ!
第1位
セッション(Whiplash)
第87回アカデミー賞®で助演男優賞、録音賞、編集賞の3部門を受賞したにも関わらず評価は賛否両論という注目の話題作。スポーツや芸術などで血を吐くほど自らを追い込んでまで高みを目指した事のない人にとっては理解不能でクレイジーなシーンばかりの映画に思えるだろうが、僕ら体育会系にとっては痛いほど気持ちが分かる傑作。
「体育会 = 筋肉バカ」と一度でも思った事のある人には是非みてほしい。
とにかく最高に面白かったし、これは映画史に名を刻むでしょう。
第87回アカデミー賞®で助演男優賞、録音賞、編集賞の3部門を受賞したにも関わらず評価は賛否両論という注目の話題作。スポーツや芸術などで血を吐くほど自らを追い込んでまで高みを目指した事のない人にとっては理解不能でクレイジーなシーンばかりの映画に思えるだろうが、僕ら体育会系にとっては痛いほど気持ちが分かる傑作。
「体育会 = 筋肉バカ」と一度でも思った事のある人には是非みてほしい。
とにかく最高に面白かったし、これは映画史に名を刻むでしょう。
ちなみにiTunesが選ぶ今年のベストも参考になりますよ
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今年も無事に劇場で50本以上(52本)の映画を観る事ができました!
という事で恒例となった今年のTOP5の発表記事です。
【帰国子女の洋画レビュー】
『2015年まとめ』毎年劇場で50本以上見る帰国子女が選ぶ洋画ランキングTOP5!
https://t.co/7LBq7roYme
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 12月 31
まとめ
今回のランキングは2〜4位が多額の予算をつぎ込むいわゆるブロックバスター系(大作タイプ)なので万人にウケる作品でしたが、1位と5位はニッチなテーマを取り上げてる事もあり、共感してくれる人は少ないかもしれません。でも実在する世界を基にリアルなメッセージを訴えかけ、人の心を動かすタイプの映画である『セッション(Whiplash)』と『ストレイト・アウタ・コンプトン』(Straight Outta Compton)は本当に評価すべき作品ですし、こういったタイプの映画が日本でもより多く上映される様になってほしいですね。そういう意味でも『セッション(Whiplash)』が第87回アカデミー賞®で助演男優賞、録音賞、編集賞の3部門を受賞した事実は大変大きな意義があると感じました。
おわりに
今回の投稿を最後に約5年間書き続けた「帰国子女の洋画レビュー」を一旦休止する事にしました。再開するかはまだ分かりません。
そもそも日本で義務教育を受けた事のない帰国子女である僕の日本語力を磨くために始めたこのブログですが、そろそろ次のステップに移るべき時期なのかなと思いました。
まだまだミスも多く、そんなに日本語力も上がった訳ではないのですが、少なくとも最近は帰国子女だという事がバレないようになってきました。
という事で突然ではありますが、今まで「帰国子女の洋画レビュー」を読んでくださった皆様ありがとうございました!
という事で突然ではありますが、今まで「帰国子女の洋画レビュー」を読んでくださった皆様ありがとうございました!