鑑賞日:August 12th, 2011
個人的評価:97点
参考情報
幸せな人生を謳歌してきた中年男が、愛妻から何の前触れもなく離婚の話をされたことから巻き起こる騒動を描くラブ・コメディー。監督は、『フィリップ、きみを愛してる!』のグレン・フィカーラとジョン・レクアが再びタッグを組み、脚本を『塔の上のラプンツェル』のダン・フォーゲルマンが手掛ける。『40歳の童貞男』などハリウッドきってのコメディー俳優スティーヴ・カレルを主演に、ライアン・ゴズリング、ジュリアン・ムーアらが共演。愛の本質を突いた、おかしくもほろ苦いストーリーが共感を誘う。
ストーリー
仕事も家庭も順調で文句なしの生活を過ごしてきた40代のキャル(スティーヴ・カレル)は、愛妻エミリー(ジュリアン・ムーア)が浮気をし、離婚したいと打ち明けられたことで人生が一変。さえない日々を一人で過ごしていた彼はある夜、バーで遊び人のジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と知り合う。妻を忘れられないキャルに新たな人生を歩ませようと、ジェイコブは女性を紹介したり、ファッションの磨き方などさまざま助言を与えるが…
感想
予告編を見たときは「おっ、HUGO BOSSで買い物するシーンがあるのか。ストーリーも無難そうだし見てみるかな」と感じた程度でいつも通りの普通に面白い映画という期待を持った上で鑑賞した。ところがどっこい。作品のクオリティーは非常に高く、今年見た映画ではトップ3に入る程よかったです。
中年の夫婦愛、未成年の愛、家族愛など様々な「Love」がテーマとして上手〜く盛り込まれており、笑いあり、感動ありの素敵な作品でした。
作品内で表現されてた大人の付き合いや子供の付き合いを見ていると「人と付き合うって何だろう?どうする事だっけ?」など答えの無い問いについて考えさせられるが、何よりも人間関係の複雑さ、人間の奥深さを改めて感じさせてくれる内容でした。
人間って何歳になっても成長できるし、成長するべきだなぁと思っちゃいますね。
日本では公開されるか分からないし、されるとしてもまだまだ先だと思うのでこれ以上書きませんが、とりあえず自分が非常に好きなタイプの映画だったし非常に面白かったです。
ちなみにハワイで見ました。日本で公開される際にはこの作品内容にぴったりのタイトルを変えないでほしいとただ願うばかりっす。
※「ラブ・アゲイン」公式ウェブサイトはこちら
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