鑑賞日:September 10th, 2010
個人的評価: 87点
参考情報
バンドマン、フェス好きに観ておいてほしい映画『BECK』のご紹介!
1500万部発行の人気ハロルド作石の漫画『BECK』を原作とした青春映画。原作1巻から10巻までの内容を元に映像化。監督は『20世紀少年』や『TRICK』の堤幸彦、主演は『ドロップ』の水嶋ヒロ、『ROOKIES』の佐藤健や桐谷健太ら映画やドラマで高く注目されている俳優を起用。
ストーリー
平凡な毎日を送っていたごく普通の高校生・コユキ。ふとした偶然から、ニューヨーク帰りの帰国子女で天才ギタリスト竜介と出会い、音楽の魅力にのめりこんでいく。
竜介の下、最高の音楽を目指して結成されたバンド・BECK。
だが、皆が胸に抱いていた夢、日本最大のロックフェス出演が実現しかけた矢先、竜介は、愛用のギター・ルシールと共に突如失踪してしまう。
さらに、敏腕の音楽プロデューサーによる妨害で、バンドの存続にかかわる大きな危機が訪れる。
BECKの運命は…
感想
『月刊少年マガジン』の大人気漫画で、累計発行部数1500万部の大ヒットコミックスの「BECK」。
ハロルド作石が手掛けたこの作品は第26回講談社漫画賞少年部門を受賞している。
さてここから自分の感想だが、マンガを実写化した映画としてはかなり良かった!
監督をはじめ、この作品作りに関わっている人々の多くが「BECK」というマンガのファンに違いない。
まずコユキの歌が聞こえないのは良い。マンガでもそうだが、コユキの歌の上手さは見ている人の想像力に任せる所がこの作品の良い所だ。
正直リュウスケやマホの英語での演技は微妙だったが、帰国子女という事もあり、発音が良かったからまだ許せる。
カンニング竹山が演じた齊藤さんは見かけだけを考えるとそっくり。個人的にはもっと水泳の齊藤さんとか桃子先生と齊藤さん等のエピソードが欲しかった。
「BECK」というバンドの英語名であるMongolian Chop Squad(モンゴリアン・チョップ・スクワッド)等がでてこなかったのは残念だが尺を考えるとしょうがないだろう。
サクがイケメンすぎるし、弘美がブリッコすぎるなど突っ込みどこは多々あったが、全体的には非常に良かったし、なにより面白かった。
ただ犬好きとしては一つ言わせて欲しい。
ベックが最終的に帰ってこないのはダメでしょ…
あれじゃあまるでリュウスケがそんなにベックを好きじゃないみたいになってた。
マンガみたいに何故この作品名が「BECK」となっているのかが分かるようなシーンをもっと入れてほしかったなぁ。
でも満足でした。そしてまたマンガを一気読みしたくなった!
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