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2012年6月16日土曜日

一枚のめぐり逢い(The Lucky One)




鑑賞日:June 16th, 2012
個人的評価: 62点

参考情報

シャイン』のスコット・ヒックス監督が、ニコラス・スパークス原作のベストセラー小説「ザ・ラッキー・ワン」を基に描く感涙作。ある見知らぬ女性の写真を胸にイラクから帰還した海軍帰還兵と、その運命の相手との出会いを温かく見つめる。『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンが主演を務め、その相手役を『アフター・ザ・レイン』のテイラー・シリングが演じている。少しずつ距離が縮まっていく男女の関係に胸が高鳴る。

ストーリー

アメリカ海軍軍曹のローガン( ザック・エフロン )は、イラクで3度目となる職務を無事に終了し、ついに祖国の土を踏む。そのとき彼が手にしていたのは、イラクで彼の支えとなった一度も会ったことのないベス( テイラー・シリング )という女性の写真だった。やがて彼女の所在を知ったローガンは家まで会いに行き、ベスと共に働き始め…

感想

まったく話題になっていない映画だが、この内容じゃ話題になるはずがない。
予告編を見れば分かるが、戦争中に拾った写真が自分を守ってくれたと感じた主人公(ローガン)が帰国後、その写真に写っていた女性に感謝の気持ちを伝えるため会いにいくというストーリーだ。

この話だと最初の戦争シーンでの「仕込み」が非常に大切になる。
写真がどのようにローガンの命を救ったのか、その写真の女性の事をどれだけ意識していたのか、写真の持ち主とローガンのつながり等々、事前にちゃんと「仕込み」をしておく事により、作品のクライマックスで「あの時のシーンはこのためだったのか」と思わせる事がはじめて可能となる。
それなのにこの作品は冒頭のクレジット(監督紹介の字幕とか)が終わる前に戦争シーンが終わっているだけでなく、ローガンは女性が住む町に既に辿り着いてしまうのだ(もっと探すのに苦労しないと…)。

そんな不安な滑り出しを見て一気に期待感が消えてしまったが、作品の後半になると予想通りのグダグダでまったくよく考えられていない展開が満載でした。
挙句の果てには最後には超無理やり作った「悲劇シーン」まで出てきてしまう。きっと映画を作っている途中に「このままだと面白い展開全く無いな…」って気づいちゃったんでしょうね…

っと批判パートはこれぐらいにしておいて、良かった点についても少し書きましょう。

ローガンは田舎町に住む写真の女性(ベス)に会う事が出来たが、なぜ来たのかを上手く説明する事が出来ないままバイト募集の張り紙を見てきた人だと思われてしまい、結局バイトとして雇われる。ベスは犬預かり所で働いているためこの作品ではワンちゃんがめっちゃ出てくるのだ。
しかもアメリカなので大型犬ばかり。そんな犬達のトレーニングや散歩シーンは見ているだけでほっこりします。
あとローガンの愛犬でありジャーマンシェパードのゼウスが超可愛いし、めっちゃ賢い。彼が一番の役者でしたので注目です。

あとヒロイン役のテイラー・シリングが非常にキレイでした。30を超えている大人な女性に見えたのですが、調べた所84年生まれの27歳となんとタメでした。
作品内では陸上競技の推薦で大学進学が出来るほどの運動神経の持ち主で、趣味も犬とのジョギングだったが、どうやらプライベートでも運動が好きな健康女性らしい。
確かに身体も引き締まっていたので素敵でした。

あと気になったのはこの作品でも表現されている最近のアメリカでの「理想の男性像」の変化ですね。
君への誓い』のレビューでも書きましたが、自信満々で、女性の事となるとめっちゃ熱くなる(I Love Youを連発して強引に女性を手に入れようとする)というのが映画やドラマで描かれていた典型的なモテるアメリカ人男性だったと思ってたのですが、この作品でのローガンはめっちゃクールで大人しい。恋のライバルが熱くなって挑発してきても動じないし(いつもなら激しい殴り合いなのに)、全てをクールにいなす。
「熱くなる奴はバカ」みたいな考えがあるように思えた。これってちょっと日本人っぽいよね。
アメリカ(特にニューヨーク)女性が強くなってきたからかは分からないが、理想の男性像もこうやって段々(女性の変化に合わせて)変わっていくのでしょうかね。

ちなみに僕はザック・エフロンファンではないのであえてこのポイントを良かった点には入れてませんがもう1点。
この作品はザック・エフロンをカッコよく見せる事が多分一番の目的だと思うのですが、それはちゃんと出来ていた。というかそこばかり意識したため他が手抜きになってしまったのでしょうね。
という事でザック・エフロンファンは見ても良いと思います。

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