iTunesで人気の映画をチェック

2012年6月9日土曜日

幸せへのキセキ (We Bought a Zoo)




鑑賞日:June 9th, 2012
個人的評価: 87点

参考情報

閉鎖した動物園付きの家を買った主人公と2人の子どもたちが、愛する人の死から立ち直り、感動の奇跡を起こすまでを紡ぐヒューマン・ドラマ。
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーの実体験を基に『あの頃ペニー・レインと』のキャメロン・クロウがメガホンを取り、『インビクタス/負けざる者たち』のマット・デイモンが主人公を演じる。
ほかに、スカーレット・ヨハンソントーマス・ヘイデン・チャーチエル・ファニングらが共演。
繊細で希望にあふれるストーリーや、シガー・ロスのメンバーであるヨンシーが手掛けた音楽にも癒やされる。

ストーリー

半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は仕事を辞め、悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の日々が続く。しかし飼育員や地域の人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき…

感想

とにかくハートウォーミングなストーリーでした。
動物園に久々に行きたくなってしまった。

冒険家を取材する事が主な仕事だった男(ベンジャミン)が妻を亡くした事をキッカケに初めて自分が冒険にチャレンジする。
動物園の経営など当然全く経験の無い事だが、土地が気に入った事、そして何より娘の喜ぶ顔が見れた事で一世一代の冒険を決意したベンジャミン。
経験した事の無い苦難を乗り越え、つぶれた動物園だけでなく、子ども達の壊れかけた心、そして自分自身の心まで立ち上がらせる様は心温まる。

ストーリー以外の部分だがスカーレット・ヨハンソンがとにかく美しくて、演技も最高だった。これだけでも見る価値がありますよ。
あと『スーパー8』で素晴らしい演技を見せていたエル・ファニングも良い味を出していたが、何よりも印象に残ったのが7歳の娘ロージー役を演じたマギー・エリザベス・ジョーンズだ。
妻を亡くしたベンジャミンに対してまるで母親の様に接し、兄のディランに対してはまるで姉の様に接した。
「こんな大人っぽい女の子一体どうやって育てるんだろう」とずっと考えたしまったほど、「大人」な演技をする子でした。
今後の作品に是非期待したいですな。


個人的には非常に動物が好きなので、この作品は予想通りの面白さでした。
実話に基づいているし、舞台が田舎なので派手なシーンは特に無いが、見ていてほっこりします。

ちなみにこの動物園は今も繁盛しているらしいので、機会があったら是非行ってみたいと思う。
近々DVDを出すらしいのですが、プロモーション動画があったので参考までに貼っておきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿