鑑賞日:January 19th, 2013
個人的評価: 93点
参考情報
タイムマシンで送られてきた人物を消すことを生業とするすご腕の殺し屋が、殺しのターゲットとして転送された未来の自分とのスリリングな追跡劇を繰り広げるSFアクション。『インセプション』のジョセフ・ゴードン=レヴィットと『ダイ・ハード』『エクスペンダブルズ』シリーズのブルース・ウィリスが、それぞれ主人公の現在と30年後を演じる。監督は、『BRICK ブリック』でジョセフとタッグを組んだライアン・ジョンソン。画期的なアイデアと、過去の自分対未来の自分という究極のバトルが興味をそそる。
ストーリー
未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ある日、ジョーのもとへ送られてきたのは、何と30年後の自分(ブルース・ウィリス)だった。ジョーは、未来の自分の殺害をためらい逃がしてしまうが、その後未来の自分から、やって来た理由を明かされ…
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感想
非常に面白かった。これは自分の中で2013年の面白かった映画トップ5ぐらいには早くも入ると思う。それぐらい満足できる作品だった。
現代の自分 VS 30年後の自分という何とも興味深い展開が描かれてたが、自分との対決だからこそ表現できるあり得ないけど確実に引き込まれるバトルが見ものだ。
30年後の未来ではタイムトラベル可能となるほどテクノロジーが発達しているが、時空を移動する行為は違法であり、重罪となっている。しかし死体の処理に困った犯罪組織が違法行為を働き、始末したいターゲットを30年前に飛ばし、そこで必要な処理をしていたのだ。
未来から送られてくるターゲットを処理する部隊LOOPERの一員である主人公のターゲットが30年後の自分となってしまうが、始末をすることができず、逃がしてしまう。
そこから現代の自分 VS 30年後の自分によるバトルが繰り広げられる。
通常であればあり得ない展開を描くSF映画だが、ストーリーが大変よく作りこまれており、妙にリアルでついつい引き込まれる素晴らしい内容だった。
愛する妻のため、愛する子どものため、未来のため、そして自分のためにも時空を超えて歴史を変えようとするそれぞれの登場人物によって繰り広げられるドラマが最高に面白かった。
見てる途中で「この展開はめっちゃ面白いけど、一体どうやって終わるんだろうこれ!?」と思ってしまったが、終わってみればエンディングも大満足。
という事で2013年に入ってまだ映画を見ていない人は是非新年一発目にこの作品をオススメします。SF映画が少しでも好きな人は絶対見るべき。
ちなみに犬は一切登場しませんでした。
未来が描かれている映画って犬はなかなか出てこない気がする。
「未来では犬はこうなっている!」って想像する人が少ないんだなきっと。
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