鑑賞日:January 20th, 2013
個人的評価: 92点
参考情報
『ザ・ファイター』のマーク・ウォールバーグ主演のドタバタ異色コメディー。命が宿ったテディベアのテッドと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす騒動を、にぎやかなタッチで映し出していく。監督とテッドの声を務めるのは、テレビアニメ「ファミリー・ガイ(原題) / Family Guy」などの製作に名を連ねるセス・マクファーレン。固い絆で結ばれたテッドと主人公に嫉妬するヒロインを、『ブラック・スワン』のミラ・クニスが演じる。かわいいルックスとは裏腹に、言動すべてがオッサンなテッドには爆笑必至だ。
ストーリー
いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。
感想
久々にコメディーを見たけど笑えたし、ストーリーも面白かったので大満足。
テッドがカワイイのも好きなポイントだけど何より夢があっていいね。
唯一の親友であるテッドと共におっさんになってしまった主人公ジョンは35歳を過ぎてもまだ独り立ちができない情けない奴。そしてテッドも毎晩パーティーのい参加し、女遊びはヒドイは薬も決めるわでどうしようもないテディーベア。
ジョンが恋人のロリーにテッドと分かれて暮らしたいと言われてからのジョンとテッドの成長がちょっと切なく、そしてめっちゃ面白く描かれていて最高でした。
映画の歴史上でテディーベアによる最もド派手なアクションシーンや、おそらく世界初のテディーベアによるセッ○スシーン(しかもブロンド美女と)もあるのでそこも必見w。
ベストフレンドって家族みたいなものだし、お互いを成長させる素敵な関係。
テディーベアが普通の人間のように過ごす世界を描いたあり得ない話だけど、素敵なメッセージが込められてた。
監督、脚本、原案、製作、テッドの声優の1人5役を務めたセス・マクファーレンは天才だね。
このようなコメディー映画に最新のモーション技術を使いこなし、テッドの動きをリアルに再現するというこだわりを見せたのも素晴らしいし、何よりコメディアンならではのジョークやマシンガントークが本当に笑えた。やっぱコメディアンが下ネタを披露すれば鉄板だよね。
アメリカではコメディー映画はいっぱい出てるんだろうけど、日本でも公開される作品って少ないと思う。きっと感性が随分と異なるから、アメリカでウケても日本では笑えないっていうのが多いんだろうね。この作品は文句なしにどこの国でも面白い。
ちなみに犬は全然でてこなかった。
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