鑑賞日:March 14th, 2014
個人的評価:83点
参考情報
1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売し、アメリカのHIV患者が特効薬を手にできるよう奔走した実在のカウボーイの半生を映画化した人間ドラマ。HIV陽性と診断されたカウボーイを『マジック・マイク』などのマシュー・マコノヒーが演じ、21キロも減量しエイズ患者という難役に挑んだ。『チャプター27』などのジャレッド・レトー、『JUNO/ジュノ』などのジェニファー・ガーナーが共演。監督を『ヴィクトリア女王 世紀の愛』のジャン=マルク・ヴァレが務める。
ストーリー
1985年、電気工でロデオカウボーイのロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)は、HIV陽性と診断され余命が30日だと言い渡される。アメリカには認可治療薬が少ないことを知った彼は代替薬を探すためメキシコへ向かい、本国への密輸を試みる。偶然出会った性同一性障害でエイズを患うレイヨン(ジャレッド・レトー)と一緒に、国内未承認の薬を販売する「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立するが…感想
余命30日と伝えられた男が政府と製薬会社にたって1人で立ち向かう感動の実話。
医者の助言を完全否定し、自ら調べて行動する事により、自分で決断を下すたくましい姿に感銘を受けるだろう。
医者の助言を完全否定し、自ら調べて行動する事により、自分で決断を下すたくましい姿に感銘を受けるだろう。
(C) 2013 Dallas Buyers Club, LLC. All Rights Reserved. |
本年度アカデミー賞で3部門(主演男優賞、助演男優賞、メイク・ヘアスタイリング賞)を受賞した今年の注目作品なんだが、主演男優賞はやはり「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のレオナルド・ディカプリオが獲るべきだったと思う。
でもマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトーの演技は圧倒的で、派手なシーンなどは無いが、彼らの表現力により最初から最後まで作品に引きこまれてしまうだろう。
でもマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトーの演技は圧倒的で、派手なシーンなどは無いが、彼らの表現力により最初から最後まで作品に引きこまれてしまうだろう。
2012年の日本人の平均寿命は女性が86.41歳、男性が79.94歳と言われているが、誰もが80歳近くまで行きられる保証はどこにも無い。
もし自分が突然余命30日と伝えられたらいったいどういう行動を取るのだろうか。
おそらく諦めて、残された時間を出来る限り有意義に使おうとするのだと思う。
本作品の主人公は生きる事を諦めなかった。
自ら行動し、生き残る術を探し出し、法律による規制という壁すらぶち壊しにいった。
余命を宣告された彼はとにかく一生懸命生きようとする。
人生は一度きりで、自分のいつ何が起こるか分からない。
だからこそ一生懸命生きる事を意識しなくてはならないと考えさせてくれる素敵な作品でした。
もし自分が突然余命30日と伝えられたらいったいどういう行動を取るのだろうか。
おそらく諦めて、残された時間を出来る限り有意義に使おうとするのだと思う。
本作品の主人公は生きる事を諦めなかった。
自ら行動し、生き残る術を探し出し、法律による規制という壁すらぶち壊しにいった。
余命を宣告された彼はとにかく一生懸命生きようとする。
人生は一度きりで、自分のいつ何が起こるか分からない。
だからこそ一生懸命生きる事を意識しなくてはならないと考えさせてくれる素敵な作品でした。
なお、犬は登場しませんが、銃声に反応して近所の犬が吠える音だけ出てきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿