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2014年3月21日金曜日

ウォルト・ディズニーの約束(Saving Mr. Banks)





鑑賞日:March 21st, 2014
個人的評価:82点

参考情報

エマ・トンプソントム・ハンクスという英米のオスカー俳優が共演を果たし、傑作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』誕生秘話に迫る感動のヒューマンドラマ。ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏を初めて描き、原作者と映画製作者の激しい攻防を情感豊かに映し出す。ポール・ジアマッティコリン・ファレルら名優たちも豪華共演。頑固な作家の心の奥深くに秘められた、ある思いを浮き彫りにする展開に心打たれる。

(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.

ストーリー

1961年、パメラ・L・トラヴァース(エマ・トンプソン)は、ウォルト・ディズニートム・ハンクス)が長年熱望する「メリー・ポピンズ」の映画化について話し合うためにロサンゼルスに向かう。傑作児童文学の著者である彼女は気難しい性格で周りを困惑させる。スタッフたちはどうにかしてトラヴァースに映画化の契約書に署名してもらおうと心を砕くが…

感想

ディズニーによる映画制作の裏側を描いた感動のドラマ。上映中に号泣する人が何人かいた。
自らが生み出した「メリー・ポピンズ」というキャラを家族の様に大切にするパメラ・L・トラヴァースは書籍を書いていた当初の気持ちを意識しながら、映画を忠実に原作通りにしようとする。

「夢と魔法だけでは作れない映画がある」。
まさにこのフレーズの意味が分かる深いドラマが待っていました。

(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.

幼い頃の自分と大好きだった父親や家族との思い出をベースに書かれた「メリー・ポピンズ」は、パメラの人生そのものを描いていた。

銀行員だった父親は毎日の酒がやめられず、最終的には倒れてしまうのだが、それでも父親を誇りに思っていたパメラは父親が世間に「酒飲みのダメな奴」と思われている事が悔しかったのだろう。

そのプライドや葛藤がぶつかり合っている時にウォルト・ディズニーが登場し、共に映画を作る内にパメラの心が少しづつ晴れていくのが印象的だった。
(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.

1960年台のディズニーランドやミッキーマウスも登場するのでそういう意味でもディズニー好きにはたまらない内容となっている。

また、エンドロールではパメラが映画スタッフと打ち合わせをした際の音声が再生され、エマ・トンプソンがいかに正確に演じているかが分かる、本当にそっくりだった。

(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.

なお、パメラはオーストラリア人なので幼少期のシーンは全てオーストラリアが舞台となっている。
草原に囲まれた家に住んでいて、馬、鶏、そして可愛い犬も飼ってたので、そういった動物も登場するよ。


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