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2014年10月5日日曜日

ゴーン・ガール (Gone Girl)





鑑賞日:October 5th, 2014
個人的評価:86点

参考情報


2012年に出版されるや、NYタイムズ紙のベストセラーリストの1位を飾ったギリアン・フリンのベストセラー小説「ゴーン・ガール」が、デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演で映画化。なお、映画版は小説版と結末が異なるらしい。


ストーリー


美しくて仕事も出来る完璧な妻が結婚5周年記念日に急に失踪する。夫のニックは警察と共に妻に関する情報を世間に呼びかけるが、彼の不可解さや空気を読まない行動が災い、アリバイのない彼に次第に嫌疑がかけられる…

©https://www.facebook.com/GoneGirlMovie/photos


感想


2時間半近くの大作だが様々な展開が用意されているのであっという間に時間が過ぎると感じるだろう。色調を抑えた暗い画づくりが特徴のデヴィッド・フィンチャー監督だが、本作もまた彼らしい独特の謎めいた暗さが印象的だった。
ストーリーも大きくいくつかのパートに分かれており、ドラマだったらシーズン1〜3まで作れちゃうんじゃないかというぐらいそれぞれの内容は濃い。

©https://www.facebook.com/GoneGirlMovie/photos

ハーバード大卒で有名美人作家でもある妻エイミーと、ライターを首になってエイミーのお金でバーを営む夫ニック。ニックが非常に不思議なキャラで、何を考えているのか本当によく分からない。この夫婦の絶妙な関係性が物語の謎に拍車をかける。

©https://www.facebook.com/GoneGirlMovie/photos

またセックスシーンがいくつかあるのだが、中にはデヴィッド・フィンチャー監督が「ドラゴン・タトゥーの女」でも表現した様などこか「怖い」セックスが描かれており、興奮と同時に恐怖を感じて超ドキドキした。とにかく心臓がバクバクするあの何とも表現しにくい感情は彼の映画でしか感じる事ができないだろう。
ダークでインテリジェント、かつスタイリッシュな作品でしたが下馬評通り非常に面白い。暗い映画なんだけどシリアスな笑いもちゃんと盛り込まれておりそこらへんも憎い作りになっていました。見て損は無いでしょう。

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なお、ワンちゃんは登場しなかったです。

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