鑑賞日:February 7th, 2015
個人的評価:77点
参考情報
旧約聖書の出エジプト記に登場する、モーゼのエピソードをベースにしたアドベンチャー。紀元前のエジプトを舞台に、王家の養子として育てられた男モーゼがたどる数奇な運命と壮絶な戦いを活写する。メガホンを取るのは、『グラディエーター』『プロメテウス』などのリドリー・スコット。『ザ・ファイター』などのオスカー俳優クリスチャン・ベイル、『華麗なるギャツビー』などのジョエル・エドガートンを筆頭に、実力派やベテランが結集。砂漠を埋め尽くすエジプトの軍勢や割れていく紅海など、スケールの大きなビジュアルも見もの。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
紀元前1300年。最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、兄弟同然のような固い絆で結ばれていたはずのエジプト王ラムセス(ジョエル・エドガートン)とたもとを分かつ。その裏には、苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに。過酷な旅を続ける一方で、彼はエジプトを相手にした戦いを余儀なくされていく。(©シネマトゥデイ)
感想
リドリー・スコットが自身の監督作として過去最大の予算を投じて制作された大作スペクタクルアクション。古代から伝わる昔話がリアルな映像で描かれており、歴史も学びながら楽しめる作品。上映時間は2時間半と結構長いので3Dで見るとちょっと疲れてしまうかもしれません。
かつては将軍として王の右腕として活躍した男モーゼが、自分がその国では奴隷として扱われているヘブライ人であるという事が暴かれ、国を追放される。それから数年が経ってから母国に戻り、奴隷として過酷な生活を送っている40万人の同胞を救うために立ち上がるクリスチャン・ベイルのリーダーっぷりがカッコ良い。日本でリーダーと呼ばれている人たちにぜひ勉強してもらいたい。
© http://www.cinematoday.jp/movie/T0017348/photo/ |
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個人的に好きだったのは冒頭のシーンでも強調されてた、王であるラムセスとその右腕として活躍するモーゼの関係。兄弟の様にお互いを慕ってた2人が最後はお互いの国民を守るために戦うという展開はたまらなかった。
ちょっと色々と盛り込み過ぎている感があり、中途半端にしか組み込めていないシーンがあった。でも総合的には満足度の高い作品です。
ちなみにモーゼが国を追放された後にたどり着く村で、羊飼いのサポート役として活躍するワンちゃんが登場する。何千年も前からワンちゃんは人類を支えている事が分かる素敵なシーンでした。
リドリー・スコットが自身の監督作として過去最大の予算を投じた大作スペクタクルアクション。【劇場で毎年50本観る帰国子女の洋画レビュー】 『エクソダス:神と王』 @ExodusMovieJP http://t.co/8AGEOOemvZ pic.twitter.com/KEwXBQBfSJ
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 2月 8
ちなみにモーゼが国を追放された後にたどり着く村で、羊飼いのサポート役として活躍するワンちゃんが登場する。何千年も前からワンちゃんは人類を支えている事が分かる素敵なシーンでした。
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