鑑賞日:March 13th, 2015
個人的評価:86点
参考情報
車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマ。将来を嘱望されながらも若くして難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した彼が、妻ジェーンの献身的な支えを得て、一緒に数々の困難に立ち向かっていくさまをつづる。監督は、第81回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作『マン・オン・ワイヤー』などのジェームズ・マーシュ。ホーキング役に『レ・ミゼラブル』などのエディ・レッドメイン、妻ジェーンを『あなたとのキスまでの距離』などのフェリシティ・ジョーンズが演じる。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。(©シネマトゥデイ)
感想
第87回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞など5部門にノミネートされ、見事に「主演男優賞」をエディ・レッドメインが受賞した注目の作品。
大学在学中の若いカップルが突然訪れた極限の試練に長い年月をかけて2人で立ち向かっていく展開に多くの勇気をもらえる。
© UNIVERSAL PICTURES |
宇宙論を語る上では必ず名前が挙がるほどの影響力を持つ物理学者スティーヴン・ホーキング博士が、どのぐらいの努力と時間を費やして理論を追い求めたのかが鮮明に描かれている。原題の「The Theory of Everything」に込められた意味は観る人によって微妙に異なるはずなのでそれぞれの見解が楽しめます。
またもう1つのテーマとして、大人のラブストーリーがある。
運動ニューロン疾患と診断され、余命宣告2年と告げられた車いすの天才科学者が繰り広げる魔法のようなひらめきの裏側に隠された悲しみに心打たれます。
2人が最終的に取る行動に究極の愛を感じる事でしょう。夫婦で観るのがオススメです。
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第87回アカデミー賞ではフェリシティ・ジョーンズが主演女優賞でノミネートされていたが惜しくも受賞とはならなかった。だが彼女が演じた勇気ある妻ジェーンが本作の主人公にふさわしいほど輝いて見えた。31歳とは思えないほどの大人な演技で何度も引き込まれました。やっぱ英国人は現実的な出来事を演じるのが非常に上手いと改めて感じた。ちなみにアメリカ人はスーパーヒーローとか非現実的な演技が得意だと思ってます。
このカップルはイギリスの名門であるケンブリッジ大学で出会うのだが、エディ・レッドメインは実際にこの大学の卒業生であり、あのウイリアム王子とも同級生なんだとか。そして妻ジェーン役のフェリシティ・ジョーンズもオックスフォード大学を卒業しており、この2人はこの映画のために役者になったのではないかと思えるぐらい適役でした。
夫婦愛について深く考えさせられる素敵な映画でした。
悲しいシーンもあるけど、最終的には多くの勇気をもらえます。
オススメです。
イギリスの話なのでウェルシュ・コーギーとかイングリッシュ・コッカー・スパニエルが出るのを密かに期待してましたがなんとワンちゃんは一切出てきませんでした…
夫婦愛について深く考えさせられる素敵な映画でした。
悲しいシーンもあるけど、最終的には多くの勇気をもらえます。
オススメです。
アカデミー賞 主演男優賞受賞!大学在学中の若いカップルが突然訪れた極限の試練に長い年月をかけて2人で立ち向かっていく展開に多くの勇気をもらえる。 【洋画レビュー】『#博士と彼女のセオリー』 http://t.co/ET5giGxXFR pic.twitter.com/RRDuRXwjQ0
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 3月 13
イギリスの話なのでウェルシュ・コーギーとかイングリッシュ・コッカー・スパニエルが出るのを密かに期待してましたがなんとワンちゃんは一切出てきませんでした…
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