鑑賞日:May 16th, 2015
個人的評価:88点
参考情報
古くから人々に親しまれている「シンデレラ」の物語を実写化したラブストーリー。継母と義姉妹から冷遇される日々を送っていた女性が、未来を切り開く姿を追い掛ける。メガホンを取るのは、演技派俳優で『ヘンリー五世』などで監督としても高い評価を得ているケネス・ブラナー。テレビドラマ「ダウントン・アビー」で注目を浴びたリリー・ジェームズがシンデレラにふんし、その脇を『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、『英国王のスピーチ』のヘレナ・ボナム=カーターといった実力派が固めている。(©シネマトゥデイ)
貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹かれるが…(©シネマトゥデイ)
ストーリー
貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹かれるが…(©シネマトゥデイ)
感想
今まで観た中で最もよく出来た実写可だと感じた。みんなが知っているアニメ映画をこのタイミングで見事に現代版として蘇らせたディズニーはさすが。「アナと雪の女王」の続編となる短編『フローズン・フィーバー』とくっつけた事により新たなシンデレラファンを確実に生み出す手法も良い仕掛けでした。一般人でも王子に選ばれるという意味ではプリンセスを身近な存在として女の子達に夢を与えた王道プリンセスストーリーが、今度はこの作品を通して現代の女の子達を虜にするだろう。
超ゴージャスな舞踏会も見どころ。
(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. |
TVシリーズから映画界へ飛び出した注目の2人
理想の女性像をディズニーが再定義
今回のシンデレラは亡き母親が残した「勇気と優しさをいつも忘れずに」という言葉を意識しながら立派な女性となっている。使用人を見下す事もないし、自分にヒドイ仕打ちをした義母にも優しく接する。そんな「心の優しさと豊かさ」を兼ね備えたシンデレラはディズニーが新たに定義する理想の女性像だと感じた。
最新映像技術を駆使した魔法シーンが素敵!
(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. |
ディズニー自らが生み出したプリンセスというテーマなので当然だが、ディズニーが最も得意とするジャンルなのでこれ以上のクオリティーを求める事は出来ないだろう。とにかく必見です。
ワンちゃんは一切登場しないが、国王からのお触れを発表するシーンでちょっとだけ鳴き声が聞こえます。
今まで観た中で最もよく出来た実写可だと感じた。みんなが知っているアニメ映画をこのタイミングで見事に現代版として蘇らせたディズニーはさすが。 【洋画レビュー】『シンデレラ』 http://t.co/q9OaQtq0fQ #シンデレラ部 pic.twitter.com/98EgSmuGCN
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 5月 16
0 件のコメント:
コメントを投稿