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2011年9月17日土曜日

世界侵略:ロサンゼルス決戦 (World Invasion: Battle Los Angeles)




鑑賞日:September 17th, 2011
個人的評価: 81点

参考情報

:ロサンゼルスを舞台に、地球を侵略してきたエイリアンに立ち向かう海兵隊員の死闘を描いたSFアクション。ドキュメンタリー調の戦争映画のスタイルに未確認飛行物体の実録映像などを盛り込み、壮絶な地上戦が展開する。監督は、『テキサス・チェーンソー ビギニング』のジョナサン・リーベスマン。主人公の海兵隊隊長には、『ダークナイト』のアーロン・エッカート。共演には『アバター』のミシェル・ロドリゲス、『アイ,ロボット』のブリジット・モイナハンら実力派が顔をそろえる。

ストーリー

1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体25機を空軍のレーダーがとらえる。その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンでも未知の飛行体が目撃されたが、その真相は不明だった。そして2011年、これまで世界各国で確認されたUFO事件を通して人類を監視してきたエイリアンたちがついに侵略を開始し、ロサンゼルスで海兵隊と市街戦を繰り広げる。

感想

タイトルや予告編を見ると「スカイライン」的なB級映画を想像してしまったが、プロットも良くできており共感できるテーマが多く詰められたちゃんとした映画だった(笑)。

もっとエイリアンが豪快に登場するかと思いきや、見えない謎の敵と戦うバトルシーンが非常に長かったが、それが逆に人類が抱えている不安感を上手く描写していて、作品に入り込めた。

一般市民を何とか生かして安全地帯まで逃がそうと命を懸ける海兵小隊のチーム間の信頼や連携力が高まっていくのがよく表現されていて、アメリカ軍のカッコ良さが十分にアピールされていた。これでまた軍に入りたいと思う少年がアメリカで増える事は間違いない。

実際のエイリアンは思っていたより少し可愛くて、人間が作ったロボットのようだった。確かに攻撃力は人類よりも強いんだけど、ちゃんと弱点もあるし、人類の武器も通じる。
『あれだけ戦略的に攻め込んできた割には、なっ、何か勝てそうだぞっ!』と希望を与えてくれる所が個人的には好きな展開だった。

また結構な製作費がかかっていたようだったが、それにしては敢えて手ブレの激しいカメラワークを多く使うなど凝った演出もあり、小隊と一緒にいる様な雰囲気を与えてくれた。

とにかくタイトルや予告編に騙されてB級映画と思わずに是非見てほしい作品です。
女性にも十分面白い内容となっていましたぞ。

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