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2011年10月7日金曜日

猿の惑星:創世記 ~ジェネシス~ (Rise of the Planet of the Apes)




鑑賞日:October 7th, 2011
個人的評価: 88点

参考情報

人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった『猿の惑星』の前日譚(たん)をひもとく話題作。現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって脅威になっていく様が描かれる。『127時間』のジェームズ・フランコ、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリダ・ピントらが出演。『アバター』のWETAデジタルによる革新的なCGIにも注目だ。

ストーリー

現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。

感想

動物好きの自分にとって非常に面白い作品だった。
人間が自らの欲を追い求めるために、猿をモルモットとし、その結果主人公のシーザー君の母親が亡くなってしまう。まだ赤子だったシーザーをウィル(ジェームズ・フランコ)は育てていくのだが、そこで生まれる動物と人間の深い絆は素敵なものだと感じた。
ストーリー展開としては予想通りのものであったので、この部分の感想としては正直ありきたりな事しか書けないので止めておきます。

この作品が注目されているのは『アバター』で飛躍的に前進したモーション・キャプチャーという技術を導入しているという事であり、人(あるいは他の動物や物)の自然な動きをコンピューターに入れ込み、その上からCGIの後処理でキャラクターの画像をのせていくと最新いうテクノロジーを使用してるからだ。
この最新技術によりシーザーやその他猿の表情が怖いくらい人間のようで、本来の猿のものとかけ離れていたが、高い知能を持った猿がもし本当にいるのならばこうなるかもしれない。
ちなみに「動物が仲間を引き連れて町で暴れる」という意味では「グレムリン」と似ているが、今回の作品の方が猿という実在する動物を描いているという理由だけでなく、技術的にもよりリアルなアクションを表現する事に成功している。
今グレムリンとかを見るとその技術の違いに驚く事は間違いないね。

さて、自分がこういう映画が好きなのは「動物と人間が密なコミュニケーションを取る」という自分の夢を描いているからだ。動物と人間がコミュニケーションをとる事は可能だと思ってるし、会話が出来るようになっちゃう時代も近々来ると自分は信じている。ちなみにこの映画もそうだが、動物と人間が会話をする事をイメージするとたいてい動物側が人間の言葉を学ぶパターンが多いが、現実的に考えると人間側が動物の言葉(あるいは動作)を操れるようになるはずだ。
っと話がそれてしまいましたが、とにかく動物好きな方、そしてギーク的な部分を期待している方にはお薦めな作品です!

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