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2013年2月3日日曜日

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い (Fire with Fire)




鑑賞日:February 3rd, 2013
個人的評価: 91点

参考情報


トランスフォーマー』シリーズのジョシュ・デュアメルを主演に迎えたサスペンス・アクション。平凡な消防士が、殺人事件を目撃したために極悪非道な犯人とその仲間たちに命を狙われることになる不条理な世界を描き出す。新鋭のデヴィッド・バレットが監督を務め、主人公を守ろうとする刑事を『ダイ・ハード』シリーズなどのブルース・ウィリスが演じている。次第に追い詰められていく消防士が、ある女性のために必死に未来を切り開こうとする姿に胸が熱くなる。


ストーリー


ジェレミー(ジョシュ・デュアメル)は、カリフォルニア州ロングビーチで消防士として働いていた。彼はその日も無事に仕事を終え、友人たちと飲み会を開こうと帰宅途中にいつものコンビニに立ち寄る。そこへ最近西海岸で勢力を広げる新興ギャングのボス、ヘイガン(ヴィンセント・ドノフリオ)が子分を引き連れて入って来る。店主に対して立ち退きを要求するも断られたヘイガンは…

(C) 2011 GEORGIA FILM FUND FOUR, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

感想


想像していた内容と随分違ったが内容としては非常に面白かった。
証人保護プログラムが発動し、国から全面的な保護を約束されたはずの主人公ジェレミーだが、極悪ギャングの底力は証人保護プログラムを物ともしなかった。

殺し屋、警察、弁護士などあらゆる人々を駆使し、証言させる事を阻止するために全力で命を狙ってくる極悪ギャング。
自分だけではなく、親友や愛する人までもが狙われ、証言をしなければ逃してやると言われ続けるジェレミーが信念を貫き通し、真の正義を目指すストーリーはどこか新鮮だった。

こういうR15の映画って、社会の黒い部分を表現し、ギャングと警察(国)が手を組んでいるどうしようもない展開を思い知らせる内容が多い。立ち向かう正義側も社会のルールに乗っ取り行動しなくてはならないから、あらゆるしがらみがあり何も進まない。そしてルールなんて気にしない悪者側が美味い酒を飲むというパターンが多い。
そんな悪の炎に対抗し、自らの熱い意志で立ち向かう本作品のストーリーは爽快で気持ち良かった。

「しょうがないから」で終わらせるのではなく、いつかどこかで誰かが変えなくてはならない現状があるのであれば自分がやり遂げるしかないという強い気持ちに心打たれたね。

黒人街のギャングなどあらゆるワルが登場するが、リアルで生々しい演技が作品に恐怖の雰囲気を上手く注入していて緊張感を持たせてくれる。


あと、ブルース・ウィリスの熱くも冷静な演技にも注目です。
そして今日もワンちゃんは一切出てこなかった。
最近犬がが登場する映画少ないね。


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