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2013年6月22日土曜日

アフター・アース(After Earth)




鑑賞日:June 22nd, 2013
個人的評価: 85点

参考情報

シックス・センス』『エアベンダー』の鬼才M・ナイト・シャマランが放つスペクタクル。人類が放棄して1,000年が経過した地球を舞台に、屈強な兵士とその息子が決死のサバイバルを展開する。『メン・イン・ブラック』シリーズのウィル・スミスと『ベスト・キッド』のジェイデン・スミスが、『幸せのちから』以来の共演を果たし、再び親子を快演。地球が人類を抹消する生態系を抱える惑星となったというユニークな設定、VFXで創造された未知の動物たち、冒険を通して揺らいでいた絆を固くする親子のドラマなど、見どころ満載だ。

ストーリー

人類が地球を捨て去り、ほかの惑星へと移住して1,000年が経過した未来。ある宇宙遠征任務からの帰路につく兵士サイファ(ウィル・スミス)と息子のキタイ(ジェイデン・スミス)を乗せた宇宙船にトラブルが発生して機体が破損、緊急シグナルを搭載した尾翼部が地球へと落下する。それを追って地球に宇宙船が不時着するが、ほかのクルーたちは死亡してしまい、サイファも重傷を負ってしまう。帰還に必要な緊急シグナルを捜そうと大自然に足を踏み入れるキタイは、地球の生態系が人類を消し去るために進化していることを知り…

感想

期待してた以上に面白かった。

大きく分けて2つのテーマがあったが、1つは予告編でもメインのメッセージとなっている「恐怖心は選択肢であり、感じるか感じないかは自分次第」という部分。

例えば仕事とかでもミスをするとキャリアが終わってしまうので、ミスを無くすために週末でも夜中まで働いて仕事に命をかける人もいれば、「ミスをしても死ぬ訳じゃないから大丈夫」という考え方を持っている人もいる。一概には言えないが、個人的には後者の人の方が人生を楽しんでいる傾向にあると思う。

「恐怖」を乗ろ超えることができたら「自信」や「余裕」が生まれる訳だが、やはりこういった強い気持ちを持てる人ってどこにいっても生き残れる気がする。そんなメッセージを勝手に感じた。

本作品でも主人公のキタイは初めて1人で戦場に立つこともあり、恐怖心がどうしても表に出てしまう。しかし父に頼れない状況に陥ることにより戦士へと成長していくシーンでは感動を覚える。

もう1つのテーマは「Fatherhood」。
まだ明らかに1人前ではない息子をどうしても心配してしまう父サイファだが、勇気を持って責任を持たせ、息子を信頼することにより、父親としても成長していく過程が印象的だった。

本作品のプロモーションでスミス親子はUstream番組などをはじめ、いろんなメディアに登場してたが、以下の動画を見てもらうと気づくかもしれないが、息子の方は結構調子に乗ってる感じがする。



でもウィル・スミスもちゃんと息子と合わせていて、ジェイデン・スミスが主役になるように仕向けているので、きっとウィル・スミスはこの作品に隠されている第2のテーマの様に、息子を信頼して色々やらせてあげることにより成長してもらおうと感じているのかなとこれまた勝手に感じた。

なお、人類が住むことの出来ない程の危険地帯となっている地球が舞台なので、当然犬なんて登場しませんでした。

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