鑑賞日:December 26th, 2014
個人的評価:69点
参考情報
マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基に、ディズニーが放つアドベンチャー。架空の都市サンフランソウキョウを舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に死の真相を暴こうとする。メガホンを取るのは、『くまのプーさん』のドン・ホールと『ボルト』のクリス・ウィリアムズ。随所にちりばめられた日本のカルチャーへのオマージュに加えて、白くて大きな体を持つベイマックスの愛らしさにも注目。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発した風船のように膨らむ柔らかくて白い体のロボット、ベイマックスが現れる。苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。(©シネマトゥデイ)
感想
ディズニーらしいハートウォーミングな作品なんだけど、正直ちょっと物足りない感じでした。日本語タイトルにもなっているベイマックス以外にも、主人公のヒロを含め、特徴のあるキャラが多数登場するので、中途半端にフィーチャーされる形になっていたキャラも多かった。
舞台が「サンフランソウキョウ」という架空の街だったのだが、サンフランシスコと東京を混ぜた様な町並みは見ているだけでも面白い。サンフランシスコ全域がジャパンタウンだったらきっとこんな街になるのだろう。日本語の看板なども多数登場したりします。
あと面白かったのは、作品に登場する人物のほとんどがオタクという部類に属する事だ。
主人公のヒロも14歳で一流大学に入学出来てしまうほどのエンジニアで、高機能のロボットを簡単に作り出してしまう。昔はオタクと呼ばれていた人物たちが、時代の変化に伴いクールな存在となっていく様をディズニーが描いたのはさすが。この映画を見た子供たちがベイマックスみたいなロボットを実際に作り出す時代がきっとすぐに訪れるんだろうね。
ここでちょっと小ネタですが、実は原題でもある「Big Hero 6」はマーベルコミックスに発売されたコミック作品のタイトル、及びそれに登場するスーパーヒーローのチーム名である。日本をあらゆる敵から守るために、日本政府とギリ社の計画によって、6人の超能力を持つ日本人が集められて結成されたチームの話らしい。
このシリーズはあまり人気とならず、連載も1年と続かなかったが、マーベルを買収したディズニーがマーベルコミックスの初のディズニーアニメ化に際し、あまり人に知られていないユニークな作品を探していたことから当作品が選ばれ、少年と介護ロボットの友情物語に改変され、2014年に『ベイマックス』としてアニメ映画化されたんだそうですね。(参照:Wikipedia)
まぁ結果的にディズニーっぽいヒーロー作品には確かに仕上がっています。
クリスマス時期に公開された赤いロボットの映画だけど、クリスマス感は特になかったです。でもベイマックスは可愛らし容姿をしているので、きっと子どもたちへのクリスマスプレゼントとしてぬいぐるみが売れると思われます。
あとワンちゃんは登場しなかったのですが、主人公ヒロが「モチ」という名前の太った猫を飼っていましたよ。
あとワンちゃんは登場しなかったのですが、主人公ヒロが「モチ」という名前の太った猫を飼っていましたよ。
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