鑑賞日:October 25th, 2015
個人的評価:67点
参考情報
チャニング・テイタムの実体験を基に、男性ストリップの世界とその裏側を描いた『マジック・マイク』の第2弾。前作から3年後を舞台に、引退を決めたかつての仲間たちと共に最後のショーを飾るため、ダンスコンテストを目指すさまが展開する。チャニングのほかマット・ボマー、ジョー・マンガニエロらが続投し、彫刻のような肉体と情熱的なダンスを披露。さらに『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのエリザベス・バンクス、『ラム・ダイアリー』などのアンバー・ハードが新たに参加。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
3年前に男性ストリップのパフォーマーを引退したマイク(チャニング・テイタム)は、かつての仲間たちと再会。同じく引退を決意した仲間たちと最後にもう一発ド派手なショーを決めようと盛り上がり、マートルビーチで開催されるダンスコンテストを目指すことに。道中さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、彼らは持ち前の肉体美とサービス精神で女性たちを魅了していく。(©シネマトゥデイ)
感想&見どころ
予告編を見ると「ステップ・アップ5:アルティメット 」と似た感じで、大会をクライマックスとして進むストーリーの様に感じるが、どちらかと言うと大会にたどり着くまでの寄り道部分が結構フォーカスされててちょっと予想外な展開。でも「ステップアップ第1弾」の主人公でもあるチャニング・テイタムのキレキレのダンスなどはやはり見ものだし、男性エンタテイナー(ストリッパー)の筋肉美はマッチョ好きな女性にとってはきっとたまらないのでしょう。
ホストビジネスの最終形態!?
お金を払った女性に男性が尽くすという形のサービスは日本だとホストクラブが有名だが、アメリカでは本作でも描かれているストリップクラブが主流だと思う。ストリップクラブと言えば入場料に加え、気に入ったストリッパーにチップを支払うのが主流だけど、本作では会員制クラブが登場し、そこでは月額課金制のビジネスモデルが展開されていた。女性達は毎月決められた金額を払う事により夜な夜なクローズドな環境で開かれる魅惑のパーティーに入場できる。もちろんそこで目の当たりにするパフォーマンスに満足すればチップを払うので、月額課金制でありながら、都度課金制も同時に併せ持つ脅威のビジネスモデルだ。
毎晩大金が動くが、ストリッパーである男性達は街を歩けば女性が振り向く様なイケメンかつ超絶マッチョであり、しかも女性の扱いに長けたジェントルマン。これだけ完璧な男達に尽くしてもらえるのであればそりゃ大金も払うわなと感じる。日本のホストはクラブの中ではモテそうだが、街を歩いていても女性がみな振り向くかどうかと言えばそうではないと思う。そんな日本とアメリカのホストビジネスの違いが分かるのも面白い。
30超えの大人女性をターゲティング
本作はストーリーとかはあってない様なもので、あくまでもムキムキマッチョなイケメン達の肉体美やパフォーマンスを売りにしている。ポイントは若い女性向けではなく、30代超えの大人女性をターゲットとしている事。チャニング・テイタムはもう35歳だし、それ以外の男性エンタテイナー(ストリッパー)メンバーもアラフォーが目立つ。そんな熟した男達の魅力を最大限に表現する映画は非常にレアだと思うので、そういう意味でも面白かった。でもやはり女性向けの映画なので男性が見てもそんなにドキドキしない(笑)
とにかく第1弾の『マジック・マイク』とは全く違う方向性の第2弾という意味ではちょっと混乱しちゃうけど、肉体美があればいいのかなという印象を受けた。
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犬は多分まったく登場しない。
チャニング・テイタムのキレキレダンスはやはり見もの. 男性ストリッパーの筋肉美はマッチョ好きな女性にとってはたまらないでしょう。 【帰国子女の洋画レビュー】『#マジックマイクXXL 』 https://t.co/Sna3366lxI pic.twitter.com/XsTFcsHcwH
— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 10月 26
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