鑑賞日:October 4th, 2015
個人的評価:70点
参考情報
実態を、『ガタカ』などの監督アンドリュー・ニコルと主演イーサン・ホークのタッグで描く戦争ドラマ。ラスベガスの基地で無人機ドローンを遠隔操作し、クリック一つでターゲットを爆撃する男の姿を通し、現代の戦争の知られざる真相を映す。共演は、『スター・トレック』シリーズなどのブルース・グリーンウッドや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのゾーイ・クラヴィッツ。ゲームのように攻撃を実行する現代の戦争の異常性にがく然とする。(©シネマトゥデイ)
ストーリー
アメリカ空軍に所属するトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)は、ラスベガスの基地にあるコンテナにいながら、コンピューターで無人機ドローンを遠隔操作し、遠く離れた異国の地の爆撃を行っている。任務が終われば郊外の自宅に戻り、妻のモリー(ジャニュアリー・ジョーンズ)と子供たちと一緒に過ごすのがトミーの日常だった。(©シネマトゥデイ)
感想&見どころ
戦争がどのように発展しているのかについて考えた事のない人にとっては恐らく衝撃的な内容だろう。しかも実話に基づいているという事で戦争の恐ろしさ、そして人の恐ろしさが身にしみるはず。でも時代が移り変わるという事は、戦争も含め、あらゆる分野で人類が進化する事。それを認識するためにも是非みて欲しい作品。
ホリエモンがお薦めする話題の作品
常に時代の先を見越しているホリエモンこと堀江貴文も注目する本作。
ドローンオブウォーって映画オススメです 軍事用の無人機市場、2024年までに倍増 専門家が予測 - http://t.co/ybqjIhQl5J
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015, 10月 5
一般市民でも比較的安価でドローンが購入できる時代となったいま、日本では外国が発明したこういう新しい物をどのように扱うべきかという議論が巻き起こっている。盗撮が簡単に出来ちゃうとか、落ちたら人に当たって危ないだとか何かしらの理由をこじつけて、とにかく規制したいというのが日本人的な考え方。この考え方に少しでも同意した人は是非この映画を観てほしい。アメリカはもうだいぶ前からこういった最新のアイディアを兵器とし、究極の方法で活用しているのだ。
テクノロジー × 戦争
ドローンもそうだが、テクノロジーが進化すれば、その最高峰の技術は絶対に負けられない「戦争」という分野につぎこまれるのはよく考えれば当然。戦争は反対だと叫ぶのは簡単だけど、実際にこういう相手と戦わなくてはならない状況が来たら今の日本は耐えられるのか?そんな事を考えさせてくれるので、若者にも観てほしい。
1万キロ以上も離れた場所からのリアルな攻撃
ドローンという最新テクノロジーを活用すれば、この様な戦い方が出来る。それがどういう効果を自国にもたらすのか、そして実際に活用する人々にどういった影響を与えるのか。映画を通してこういった現実を表現し、国民の理解へつなげようとするアメリカはさすが。
首相官邸無人機落下事件がキッカケでドローンを今後どのように規制しようかと議論を日本がようやく始めた頃には、アメリカはここまで進んでいるのだ。1週遅れどころではないね。
(C) https://www.facebook.com/droneofwar/photos |
アメリカの兵士がどの様な精神で戦争に挑んでいるのかも描かれていて、そういう意味でも非常に興味深い作品だった。ラスベガスという華やかな街の中でこの様な戦争活動が行われているという事実にもビックリ。日本とアメリカの戦争に対する意識や文化の違いを感じるためにもオススメの一本。
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@takapon_jp がオススメする話題のドローン映画。ドローンは規制すべきとか日本が議論してる間にアメリカはこんなに活用してた!
【帰国子女の洋画レビュー】『ドローン・オブ・ウォー』
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— 落合弘幸 Hiroyuki Ochiai (@Hiroyukiochiai) 2015, 10月 5
ワンちゃんは軍事基地の入り口に番犬のジャーマンシェパードが登場するよ。
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