iTunesで人気の映画をチェック

2011年9月28日水曜日

モテキ




鑑賞日:September 28th, 2011
個人的評価: 78点

参考情報

突然やってくるモテモテの時期“モテキ”が訪れたさえない男を『世界の中心で、愛をさけぶ』などの森山未來が演じ、深夜の放送ながら話題を呼んだ異色の恋愛ドラマを映画化。メガホンを取るのは、テレビドラマと同じく「アキハバラ@DEEP」などの演出家、大根仁。原作を手掛ける漫画家、久保ミツロウが、テレビドラマのラストから1年後を舞台に映画用のオリジナルストーリーを書き下ろした。恋にエロスに翻弄(ほんろう)される不器用な主人公の行く末に期待。

ストーリー

金もなく恋人もいない藤本幸世(森山未來)に、怒とうのように恋のチャンスが訪れた“モテキ”から1年後。4人の女の子たちとの関係は終わってしまったが、再び新たな女の子たちが幸世に接近し始め、“セカンド・モテキ”がやって来ようとしていた。

感想

長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子など美女4名が登場する映画『モテキ』。
久々に邦画を劇場で見たが、自分が現在働いている業界が描かれていて非常に楽しめた。

決してカッコよくない、いや、全然カッコよくないダメな草食系男子のミキオがいつの間にか知り合った女性に好意を持たれ、あんな事やこんな事が出来てしまう状況はまさにモテキと言えるだろう。
モテる女性達にだって色んな苦労や複雑な思いがあるという事もちゃんと描かれていて、男性だけでなく女性もちゃんと楽しめる内容となっていた。

Twitterを通して全く知らない美女と出会う感じなんかは「電車男」 とどことなく被るが、現代に見られる「新しいヒトとの付き合い方」が表現されていて、興味深かった。

個人的にはナタリーやモモクロなど、一般世間からいえば少しマニアック(サブカル?)な名前が当然の様に飛びかっていた事が好きだった。まさか真木よう子の口から「ボーイズ・オン・ザ・ラン」なんて聞けるとは思ってもいなかったね(笑)

あとミキオの感情を表すために日本の名曲が所々に入ってくるんだが、カラオケ風に歌詞が表示されて、日本映画である利点が上手く利用されていた。何よりもミキオがPerfumeとミュージカル風に踊るシーンは洋画ばかり見る自分には少しシュールで面白かった。

あと自分が働いている会社の名前もチラっと出てるので見て下さいね。見つけられるものならね(笑)。
そして映画を見終わった観客のほとんどが「長澤まさみが可愛すぎる!」と言っていたが、個人的にはるみ子さん(麻生久美子)の方がキレイだった。

2011年9月25日日曜日

ワイルド・スピード MEGA MAX (Fast Five)




鑑賞日:September 25th, 2011
個人的評価: 88点

参考情報

伝説の名車や高級車が惜しげもなく激しいカーアクションを繰り広げる『ワイルド・スピード』シリーズの第5弾。前作の後日談となる本作では、超高級車の強奪などを命懸けでこなすドミニクとブライアンが、逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪う無謀な計画を実行する。ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーらに、新たに参戦したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンや、過去の主要キャストも出演するドリーム・チームの大暴走に期待だ。

ストーリー

前科者ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と彼を脱獄させた元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、お尋ね者として追われながら、ブラジルの裏社会で超高級車の強奪を繰り返していた。逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得たい彼らだったが、彼らを逮捕する特命を受けた連邦捜査官ルーク(ドウェイン・ジョンソン)が立ちはだかる。

感想

シリーズ5作目に来て「最高の出来」と評価されるのも納得がいくぐらい非常に面白かった。まぁ1作目が最も良いと言う人もまだいるとは思うが、とにかく面白い事は間違いない。

冒頭シーンから豪快な爆発有りのド派手なアクションシーンが登場するが、それ以上のド迫力カーチェイスが最後に用意されており、見ていて爽快だった。
Fast & Furious シリーズはカーアクションを必ず入れなくてはならないというハードルがあり、正直5作目なので「そろそろネタが尽きるだろうな」と思っていたが、見事予想を覆すほどの素晴らしいカーアクションを用意してきた。
ネタバレになるので書かないが、新しいカーチェイスシーンである事は間違いない。

それぞれ専門的なスキルを持ったプロを集めた最強のチームでブラジルを牛耳っている権力者の全財産を正面から奪いにいくという超強引な戦略がハリウッドっぽくてよかった。個人的には盗まれるまで誰ひとり気づかないというような完全犯罪の方が好きだが、ここまで開き直った戦略だと気持ちが良い。
また、各シリーズでも登場する懐かしい仲間たちが集結して結成されたドリームチームを見るだけでワクワクしちゃう。

ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンとドム(ヴィン・ディーゼル)のバトルシーンもプロレスラーの戦いみたいで迫力があった。

ちょっと残念だったのが、カーレースシーンが少し少なかった事かな。
でもブラジルならではの美女が多数出てくるポイントは非常に高いっす。

また、使用されている曲が内容にマッチしていて期待を裏切らないものばかりだった。

とにかくお薦めの作品なので是非見て下さい。
爽快カーアクションを見ればスッキリしまっせ。
エンディングまでかなり凝っていて、最後まで楽しめる。

2011年9月23日金曜日

親愛なるきみへ (Dear John)




鑑賞日:September 23rd, 2011
個人的評価: 71点

参考情報

短い休暇で帰省した軍人の青年が偶然出会った女子大生と恋に落ちて激しく愛し合うが、やがて訪れる切ない運命に翻弄(ほんろう)されていく姿を描くピュア・ラブストーリー。
きみに読む物語』のニコラス・スパークス原作による恋愛小説を基に、『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレムがこまやかな心理描写を大切に映像化。主人公の男女を『G.I.ジョー』のチャニング・テイタム、『赤ずきん』のアマンダ・セイフライドがさわやかに演じ切り、忘れられない恋や大切な人を思う気持ちを、確かな表現力で見せていく繊細な演技も見逃せない。

ストーリー

2週間だけの休暇ではあったが、故郷に帰ってきた軍人のジョン( チャニング・テイタム )は、ある日、海に落ちたバッグを拾ったことがきっかけで、その地を訪れていた大学生サヴァナ( アマンダ・セイフライド )と知り合う。ほどなく彼らは深く愛し合うが、サヴァナは大学、ジョンは任地へ戻らなければならなかった。その後、手紙で連絡を取り合っていた彼らに、アメリカ同時多発テロが起こり…

感想

恋愛小説が基になっているというのが納得できる展開でした。
タイトルの「Dear John」というのを見ててっきり、ジョンかサヴァナが亡くなってしまうのかなと予想していたが、そうではなかった。
だけど生きているからこその辛い思いなどがリアルに表現されており、人間は孤独になり、辛くなったらどういう行動に出るのかを考えさせられる内容でした。

そしてアマンダ・セイフライドがやはりカワイイ。彼女はこういう作品にピッタリですな。
チャニング・テイタムステップアップG.I.ジョーで魅せたちょっとワルガキでワイルドな感じが合っているが(実際今回も軍人だったし)、繊細な表情などが必要ろされるラブストーリーも意外とできるんだね。

なかなか面白かったです。

2011年9月17日土曜日

世界侵略:ロサンゼルス決戦 (World Invasion: Battle Los Angeles)




鑑賞日:September 17th, 2011
個人的評価: 81点

参考情報

:ロサンゼルスを舞台に、地球を侵略してきたエイリアンに立ち向かう海兵隊員の死闘を描いたSFアクション。ドキュメンタリー調の戦争映画のスタイルに未確認飛行物体の実録映像などを盛り込み、壮絶な地上戦が展開する。監督は、『テキサス・チェーンソー ビギニング』のジョナサン・リーベスマン。主人公の海兵隊隊長には、『ダークナイト』のアーロン・エッカート。共演には『アバター』のミシェル・ロドリゲス、『アイ,ロボット』のブリジット・モイナハンら実力派が顔をそろえる。

ストーリー

1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体25機を空軍のレーダーがとらえる。その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンでも未知の飛行体が目撃されたが、その真相は不明だった。そして2011年、これまで世界各国で確認されたUFO事件を通して人類を監視してきたエイリアンたちがついに侵略を開始し、ロサンゼルスで海兵隊と市街戦を繰り広げる。

感想

タイトルや予告編を見ると「スカイライン」的なB級映画を想像してしまったが、プロットも良くできており共感できるテーマが多く詰められたちゃんとした映画だった(笑)。

もっとエイリアンが豪快に登場するかと思いきや、見えない謎の敵と戦うバトルシーンが非常に長かったが、それが逆に人類が抱えている不安感を上手く描写していて、作品に入り込めた。

一般市民を何とか生かして安全地帯まで逃がそうと命を懸ける海兵小隊のチーム間の信頼や連携力が高まっていくのがよく表現されていて、アメリカ軍のカッコ良さが十分にアピールされていた。これでまた軍に入りたいと思う少年がアメリカで増える事は間違いない。

実際のエイリアンは思っていたより少し可愛くて、人間が作ったロボットのようだった。確かに攻撃力は人類よりも強いんだけど、ちゃんと弱点もあるし、人類の武器も通じる。
『あれだけ戦略的に攻め込んできた割には、なっ、何か勝てそうだぞっ!』と希望を与えてくれる所が個人的には好きな展開だった。

また結構な製作費がかかっていたようだったが、それにしては敢えて手ブレの激しいカメラワークを多く使うなど凝った演出もあり、小隊と一緒にいる様な雰囲気を与えてくれた。

とにかくタイトルや予告編に騙されてB級映画と思わずに是非見てほしい作品です。
女性にも十分面白い内容となっていましたぞ。