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2012年12月1日土曜日

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館(The Woman in Black)




鑑賞日:December 1st, 2012
個人的評価: 82点

参考情報

スーザン・ヒルの小説「黒衣の女 ある亡霊の物語」を実写化したホラー。19世紀末のイギリスを舞台に、亡くなった家主の遺書を探すために不気味な邸宅を訪れた弁護士が、その家のまがまがしい過去を知ると同時に不可解な現象に襲われる姿を追う。『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが、妻を亡くした悲しみを抱えながら、未曾有の恐怖と相対する主人公を熱演。メガホンを取るのは、『バイオレンス・レイク』のジェームズ・ワトキンス。派手なシーンに頼らないゴシックなムードを全面に押し出した恐怖演出も魅力だ。

ストーリー

19世紀末のイギリス。ロンドンで弁護士として働くアーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、4年前の妻の死を引きずっていた。そんな彼に、弁護士事務所の上司は田舎町クライシン・ギフォードへの出張を命じる。課せられた仕事の内容は、同地に建つイールマーシュの館へ赴き、亡くなった家主であるアリス・ドラブロウ夫人の遺書を見つけ出すというものだった。やがて、アーサーは黒衣をまとった女が周囲の森や窓辺に出現するのを目にするようになり、館の恐ろしい歴史と町の子どもたちが次々と怪死している事実を知る。


感想

10年にわたる『ハリー・ポッター』シリーズで主人公を務めたダニエル・ラドクリフが、新たなキャリアの幕開けに選んだのがこの英国ゴシックホラー。

正直に言うと、ホラーならではの雰囲気や音楽だけが目立ち、演技力はそんなに気にならなかった。でもダニエル・ラドクリフは別の作品でも大丈夫という証明にはなったと思う。

妻を亡くし、息子を一人で育てるという何とも意外な役ではあったが、無難にこなしていた。

ホラー映画としてはそんなに怖くはなかったが、どちらかというと、死後の世界をイメージさせるようなテーマが盛り込まれており、逆に最後の展開はすごく素敵で、心が温かくもなった。

結構自分がイメージしている死後の世界が描かれていて、少しうれしかった。

ちなみに犬は結構登場し、中でも亡霊の館で徹夜で調査をする際に一緒に泊り込んでくれる犬がいるが、亡霊の館で一人になるのと、犬がついてくるのと比べると安心感が随分と異なり、ホッとさせてくれる。

ということで『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフしか知らない人は必見です。


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