鑑賞日:March 9th, 2013
個人的評価: 87点
参考情報
『イングロリアス・バスターズ』などの異才クエンティン・タランティーノ監督が、前作からおよそ3年ぶりに放つ骨太のアクション大作。19世紀中期のアメリカ南部を舞台に、かつて奴隷だった男の妻奪回のし烈な闘いを描き出す。レオナルド・ディカプリオが本作で初めてとなる悪役に挑むほか、ジェイミー・フォックスやクリストフ・ヴァルツら個性と実力を兼ね備えた俳優たちが豪華共演。緊迫感あふれる人間模様と、驚きのストーリー展開に言葉をなくす。
ストーリー
1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに妻がいることを突き止め…感想
オープニングからしてまさにザ・タランティーノスタイルで、「ジャンゴ」という作品名にぴったりの音楽と共に幕が開ける。本作品で第85回アカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツの演技はもちろん目立つが、ジェイミー・フォックスの演技も素晴らしかったし、個人的には何よりも意外にも初の悪役を演じたレオナルド・ディカプリオの演技が好きだった。
3名の特徴あるキャラクターだけで十分楽しめる作品でした。
R-15指定なので奴隷同市の激しいバトルシーン、や奴隷が犬に噛み殺されてしまうシーンなど、ちょっとグロイシーンもあるので気を付けて。
ストーリーとしては昔のRPGゲームの様で捕らわれたお姫様を助け出す内容となっている。
また、経験を積んでガンシューティングのレベルが上がっていき、最終的には伝説の早打ちガンマンになれてしまうほど成長する様はまるで王道のバトル漫画の展開にそっくりだった。
賞金稼ぎとして悪党を退治する元歯科医と元奴隷という異色コンビの活躍は見ているだけで爽快だし、大ボスであるレオナルド・ディカプリオ率いるギャングとの激しいバトルシーンも圧巻だった。
それ以外にも1800年代後半の奴隷制度という今では考えられない社会の現実など色んなテーマが盛り込まれていた。
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